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日本の人口は1億3千万人にちょいと欠けるくらいか。
これが2050年、つまり約30年後には1億人を割り込むという。 労働者がいなくなって大変になるから入管法を改正して外国人労働者をガンガン入れていこうなんて言ってるわけだ。 が、ちょっと考えてみて欲しい。明治になったころは日本の人口は約3千万人。 150年で4倍になった。 人が増えたので、それに見合うだけの働き口を作ってきたわけだが、今は潜在的に供給過多になっているといえる。 一説には日本の適正人口は7千万人くらいと言われているからな。 そう考えると、今から7千万人を適正人口とした、構造に変えて行く必要があるということだ。 それを考えずに、人が足りないと叫んで外国人を入れようとしているのはどういうことなんだろうと思う。 そうは言っても、現に今は1憶3千万人をターゲットにした構造になっているそうだから、人が減ったら働き手が足りないじゃない、と。 しかし、この理屈には、もう一つの可能性を考慮していないことが分かる。 IT化の動向だ。 今は、AIも開発が進んできて、単純労働についてはほぼ人間に代替できる状況まできている。 つまり、今後は単純作業の分野では人が要らなくなるということだ。 ここをうまく活用することで、人手不足を解消していくことができるようになると思う。 政府も金を突っ込むなら、こういうところに突っ込んだらどうだ?と言いたい。 介護や保育の現場はどうか。 介護の分野ですらITやAIの活躍の場になりつつある。 もっとも、人が相手の業界なので、まったく無人にとはいかないだろうけど、機械の力を借りることで、重労働からは解放されるのではないか? 例えていうなら今の建設業みたいなもんだ。 人が要らないわけではないけど、力を必要とするところは機械で代替することができている。 保育の分野はまだだが、こちらも、ITやAIの活用の余地があると思う。 ちなみに、介護や保育で人が足りない理由は簡単だ。 給料が安すぎる。 労働に見合った対価になっていないってことだ。 10年働いて、30歳になろうかってころになっても給料が20万円なんてどこのバイトですか?って感じだ。 それでも9時ー5時でならまだ我慢もできようが、実際はもっと早くからもっと遅くまではタラ名ねばならないわけだ。無報酬でね。 そこを「やりがい」とかいう言葉に置き換えられて我慢させられたのではたまったものではあるまい。 機械なら、年中無休とは言わないが24時間働き続けることができるから人件費の削減にもなるだろう。 つまり、人口が減るなら、減るなりの体制に変えて行けばいいわけで、仮に日本の人口が7千万人になったところで、どんとこいだ。 まあ、他の問題もあるから一概に言うわけにもいかないんだろうけど、人手不足に関しては、今の技術革新の速さを考えると、さほど憂慮することもないんじゃないか? あとは考え方の問題だと思うんだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月03日 05時56分20秒
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