人口減少を阻止するには
今の日本の人口が1憶2千万人くらいで、これが多いのか少ないのかというのは置いといて、そのうち6千万人くらいに減ると言われている。 だけど、江戸時代がだいたい3千万人くらいだと言われていたので、今はその4倍。 まあ国土の広さはさほど変わってないので、やっぱり多いのかなと思ったりもする。 日本の場合、6~8千万人くらいがいいんじゃないかと思ったりもするんだが、問題は年齢構成。 若いのから都市よりまでまんべんなくいればまあ問題ないんんだが、どちらかというと年寄ばかりになりそうだ。 で、少子化対策がと言われているのだが、今の政策はほぼ「子育て対策」であって、出生率を上げるための対策にはなっていない。 単純に1組の夫婦が3人の子どもを持つには双子とかそういうのがない限り、だいたい5年くらいかかるだろう。 そう考えると、ここは女性にフォーカスして考える必要があるんだが、30歳までに3人の子どもをとなると、やはり20代前半には結婚するのが望ましいとなる。 男性も60歳までには子育てを終えるという観点から30代前半には結婚したいところ。 今は企業の定年が65歳になりつつあるが、やはり60歳を一区切りとしたいところだ。 そう考えると、一つの条件として、「男性は30代前半まで、女性は20代前半までに結婚する」というのが出てきそうだ。 昔はだいたいこんな感じではなかったかな? 女性は高校を卒業したら就職して、まあ20代前半あたりで結婚、退職して...と、そういうサイクルが出来上がっていたのではないかと思う。 そのためには男性にそこそこ経済力があるということが求められ、ちょうど働き盛りの30代ということになるんだろう。 そう考えたときに、今は大きく変わった点がある。 女性が大学に進学する率が高くなったということだ。 そうなると、22歳で卒業して就職ということになるから、単純に4年間スケジュールがずれる。 大卒で就職してすぐに結婚、退職なんて考えにくいよな。 そうなると結婚のタイミングも遅くなり、子どもを3人もつなんてことはちょっと厳しいなとなる。 女性も結婚してもそのまましごとを続けるパターンが増えているからな。 ここで、子育ての手が足りないという現実に直面し、男性の育児が...という話になる。 経済的な話もあるが、まずもって問題になるのは子育ての手がたりないということだ。 これは親世帯との同居をしなくなり、核家族化が進んだことが原因の一つだ。 まあ、あおのあたりの評価はいろいろあると思うが、これは事実だ。 これにどう対応していくかが、これからの少子化対策となる。