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最近、TIME誌の表紙にきっしーが載ったそうな。
で、コピーに軍拡がどうのこうのとあったらしいけど、どうもNATO事務所を日本に置くという話が出てるらしい。 そうでなくても、ここ最近はトマホークを買ってみたり、いずもっちやかがを空母にしてみたりと、装備の充実に余念がない。 なにかするたびに「他国を侵略する」なんていう人達がいるけれども、いったいどこを侵略しようというのだろう。 そうとうやりたくてたまらないみたいだな、その人達は。 ちょっとやそっとの装備で他国の侵略ができないことはロシアが証明してくれた。 ロシアとウクライナ、あれだけの体力差がありながら、ロシアはウクライナの侵攻に失敗したわけだ。 そりゃ、西側諸国が装備を支援しているじゃない、というかもしれんが、最初の1か月くらいはほとんど援助がない状態ではなかったかな? その他にもいろいろと制約はあったと思うが、当初は一方的な侵攻になると思われたこの戦争も、最初の1週間を間違えたらどうにもならなくなることが分かったわけだ。 日本が侵略するというけど、一体どこに? まさか中国ではないよな。 30年前だって中国相手に勝てる状況ではなかったよ? 実際、日本史上最強の軍隊があった第二次世界大戦時ですら、日本は中国を制圧できなかったんだ。 アメリカとの開戦前に、日中戦争は行われていたけど、結局日本は蒋介石率いる中華民国に勝つことができなかった。 仮に韓国や北朝鮮が相手でも、その国を軍事力で制圧するのは無理だ。 自衛隊が評価されているのは、その戦闘能力の高さであって、五分の条件で兵力をぶつければ勝つだろうという話。 実際、今の自衛隊では戦闘を1週間継続することもできないだろう? で、装備を充実させるのはいいんだが、いくらハードがあっても結局は人がいないと軍は役に立たない。 いくら無人の戦闘能力を高めても、最後には人が必要だ。 今の自衛隊は圧倒的に兵員不足であり、いくら護衛艦が潜水艦を作っても、運用する人がいない。 で、「軍靴の音が...」なんて言ってる人はすずに「徴兵が...」と言うんだけど、徴兵したところで、歩兵として運用するにも約半年は訓練が必要。 潜水艦の乗員となれば2、3年はかかるだろう? 航空機も同じだ。 パイロットになるのにどれだけの期間、訓練しないといけないと思う? 徴兵制を敷いたところで、2、3年は役に立たないということだ。 最近は歩兵と言っても、ただ鉄砲持って突っ込んでいけばいいってわけではない。 武器もハイテク化しているので、その扱いを学ばないといけない。 武器が扱えなければ戦場でやることは死ぬこと以外にないだろう? で、今の日本にはその「人」が圧倒的に不足しているということだ。 こんなんで軍拡なんてできるわけないじゃない。 まあ、戦争になってそうしても兵役にとなると、50代、60代からではないかな。 この年代は有り余ってるし、定年延長なんて会社にも気を使わせてるし、まだ動くことはできるだろうし。 先の50年を見据えたら、20代、30代を戦場に送るわけにはいかんしな。 先の50年でお荷物になるのが明らかな50代、60代に頑張ってもらうしかないんじゃないか? この年代を今から鍛えておいてだな、有事の際には活用できるようにしておけば、また自衛隊の兵員不足もなんとかなるんじゃないかね? 若い戦闘員が不要とは言わないけど、塹壕を掘ったりとか、そういうところでは別に年齢は関係あるまい。 60代のおっさんでもジャベリン持って撃つくらいはできるだろう? 若老ミックスで効率的に戦闘ができるようになればいいんじゃないかと思うけどな。 まあ、こんなこと考えてる状況で他国に侵略なんてとてもできる話ではないがな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月13日 06時00分36秒
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