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なんかここのところ地震が多い。
しかもほぼ日本列島全域に及んでいるように思える。 ちょっと気になるのは中部地方から関東地方にかけて顕著になっているということ。 南海トラフの前兆だとか言われているけど、もう秒読み段階に入っているということなのかな? しかし、地震が起こったときのことを考えると、田舎に住む身としてはかなり不安がある。 南海トラフが想定しているのは中部地方から中国、四国にかけての範囲だが、それに連動して東海沖も地震が起こるとか、富士山が噴火するとか言われていたりする。 つまり、日本の中枢である東京、大阪が被災地に含まれるわけだ。 これがどういうことを意味するのかを考えないといけない。 ヒントは東日本大震災にある。 このとき何が起こったか。 被災エリアが広範囲にわたったため、復興のために人的、物的な資源が集中的に投入された結果、西日本ではそれらがかなり不足したということだ。 特に建設資材の不足は深刻で、家を建てようと思っても建設資材がない、土木工事をするにも人が足りないという現象が起こった。 とりわけ、作業員が東北に送られた結果、工事ができないという状況になったという。 南海トラフ地震が起こったときにも同じような状況になるということを考えるべきだ。 今はウクライナ戦争の影響で海外からの製品、資材が手に入りにくくなっている。 それにより、あらゆる分野で価格上昇も起こっている。 そこに広域にわたる地震が起こるとどうなるか? まあ、言うまでもあるまい。 まず、東海道、山陽道が寸断されるので、日本の東西の移動が難しくなる。 そして、このときに日本のインフラ政策の失敗が明らかになるわけだ。 JR解体がここにきて致命的な結果となるだろうな。 今は鉄道にそこまで頼ってないと言いたいかもしれんけど、陸送も同じだ。 海路については津波の被害さえ逃れることができればいいんだが、結局のところ、陸上が機能していなければ意味がない。 岩国でも2-3mの津波が想定されているけど、岩国でも人口の5割くらいがその海抜2-3mの地域に集中しており、避難所も当然、その地域にある。 つまり、津波の被害を受けると、仮に避難がスムーズに行われて人的な被害を抑えることができたとしても、その後の問題が残る。 逃げた人たちはどこに行けばいい?ということだ。 そしてその後の復旧、復興なんだが、そのときに資源の大半が都市部、とりわけ東京、大阪に取られてしまい、地方には回ってこない可能性が高いことを想定しなければならないだろう。 もっとも、お偉い人たちはそんなこと考えてないだろうけどな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月15日 05時51分37秒
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