山海屋本舗

春先に電気料金の値上げの話がでていたが、一旦は見直しを指示されていたのだが、どうやら来月から値上げが決まったという。

　この冬に一度１０万円を超える料金を請求されたところだが、まだ値上げをするつもりなのか。

　東日本大震災以来、原発が止まったのは致し方ないところではある。

　が、ここまで料金が値上げされたのではどうにもならないな。

　一般庶民にできることと言えば、電気を使うのを我慢するしかないわけだが、我慢するにも限度というものがある。

　これから日も高くなるので、日中は電気をつけずにというのはまあできなくはない。

　問題は気温だ。

　これから暑くなるので、冷房が必要になる。

　昔は気温もここまで高くなかったし、日本建築の家は玄関から裏側まで見通せる風通しのよさがあったため、なんとかなった部分はある。

　昔の家の作り方は夏に合わせたものだというからな。

　冬は着込めばなんとかなるが、夏は服を脱ぐにも限度というものがあるからな。

　電気料金が上がったら収入も増えるわけではないので、どこかを我慢せねばならんのだが、これにも限度というものがある。

　この冬は本当に電気料金を支払うために働いているのか？と思ったくらいだったからなあ。

　とはいえ、電気の節約もせねばならんけど、暑さもしのがねばならない。

　となると、ここは知的好奇心を満たすことも兼ねて図書館に行くというのがいいんじゃなかろうかと思うのだ。

　ちょっとした昼ご飯を持って一日図書館にいれば本も読めるし、暑さもしのげるし、我が家の電気代も節約できる。

　そして、余計なお金を使わずに済む。

　こうやって涙ぐましい電気を節約をしながら、図書館に電気自動車で行くという意味の分からんことになるんだよな、これからの日本は。

　結局電気使うやんって話なんだが、こちらは脱炭素が目的。

　一体何がしたいんだろうなあ。