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カテゴリ:その他
ちょっと考えさせられること。
車いすの利用者がエレベーターに乗れないという現象。 まあ、エレベーターは先に待った順で乗れれば問題ないわけだが、車いすの利用者にとっては死活問題になるということ。 なにしろ、車いすだと占有面積が広くなるわけで、まあ、だいたい3人分くらいは必要になるだろうか。 なので、車いす利用者はなかなかエレベーターに乗れないことがあるという。 商業施設とかだとエスカレーターが併設していることが多いし、駅とかでも最近はエスカレーターが増えてきた。 まあ、田舎の駅ではエスカレーターがないこともあるけど、最近はバリアフリーの観点からエレベーターを設置する駅が多い。 普通の人なら、エレベーターが混んでいたら、順番を待つか諦めてエスカレーター、階段を使うかという話になるだろう。 ところが、車いす利用者はエレベーター一択となることだ。 で、なかなかエレベーターに乗れないという現実があることをSNSで訴えたところ、誹謗中傷の嵐になったとか。 ここで、障がい者と健常者の対立が生まれてしまうというのが現実だ。 もし、自分がそこに居たらと考えてみる。 エレベーターに乗るのに待っているときなら、車いすの人に譲ることはあるかな、と思う。 が、エレベーターにすでに乗っているときに自分が降りて譲るかとなると、それなないような気がする。 というか、状況によるか? 普通のショッピングモール程度で、せいぜい5、6階くらいのところなら、まあよほどのことがないとエレベーターは使わないし、そういう状況なら譲ることもあるかなあ。 これが50階くらいのビルで、まだ20階分くらい上がらないといけないって状況なら多分譲らないな。 これはどちらも自分がエレベーターに乗っているという前提の話。 どこまで誰が優先されるかって話なんだと思うけど、基本は障がい者だろうが健常者だろうが同じだという前提で、先に書いたように車いす利用者に関しては垂直移動がエレベーター一択になるという事実があるってことだ。 まあ、後は感情的な話になるかなあ。 よくある話が、障がい者は優先されるのを当たり前と思っていて、譲ったところで感謝されないということ。 全員がそうではないと思うが、こういうネガティブな印象の方が強くなるのは間違いない。 実際、自分もそう感じるもの。 障碍者の側にも言い分はあると思うが、やはり譲られたときにちょっとした感謝の意があるとずいぶん違うんだけどなあと思う。 障碍者が優先されるは当たり前でいいんだけど、そこは人間同士なんだからちょっとしたコミュニケーションがあるといいよねえってことかな。 どうも、車いす利用者のトラブルの話を見ていると、そういうところが問題になっているような気がするんだけどなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月01日 05時54分27秒
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