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どうにもトラブル続きなマイナカードだが、いろんなトラブルがまぜこぜになってきたな。
今、問題になっているのはマイナカードといろいろな情報の紐づけに関するもの。 そもそもマイナンバーはすでに30くらいの情報が紐づけられている状態だそうな。 それを「総点検」すべく「総点検本部」なんてものまでできたそうな。 保険証の問題はその一つなんだが、これにはまた別の問題が含まれている。 マイナンバーできちんと紐づけられていないという、本体側の問題と、病院とかでカードが読み取れないとかいう端末側の問題。 他人の情報が出てくるなど、本体側の問題についてはすでに点検が行われているところだが、なんだっけ、7千件くらい問題が見つかったんだっけ? これはどうも情報登録の際の入力ミスということみたいだった。 これについてはやり方を考えないと、今後も当然有り得るミスになる。 人の手を介入させるからこういう問題が起こるわけだが、この点を解消しないとな。 で、もう一つは、こちらの方がどちらかというと問題になっているようなのだが、病院の端末で読み取れないという問題。 これはもう機械の問題なので、機器メーカーがどうにかするしかないよな。 病院で使うにはまずリーダーでカードを読み取って、次に顔認証もしくは暗証番号を打ち込むという段取りになるという。 カードを読み取っても顔認証できないとか、暗証番号忘れたとかで保険証情報が読めないとなったときに、一旦10割負担で受診しないと行けなくなるとか。 まあ、本来保険証がないと一旦10割負担して後日7割分を戻してもらうということになっているわけだが、ここで腹立たしいのは、ちゃんとカードを持ってきているのに、機械が読み取らないから10割負担しなければならないところ。 これについては政府もなんか考えると言っているみたいだ。 ただ、どうもカードが読めないと「無保険」状態になると勘違いしている人がいるみたいだ。 無保険状態となると3割とか10割とかの話ではなくなるんだけどな。 例えば、「風邪ひいた」とかで病院に行ったときに、まあ3千円くらい払ったとするじゃない。 3割負担なので、実際の診療費は1万円ということになる。 保険証を忘れたら一旦1万円払わないといけないのだが、これが無保険となるとそもそも1万円で済むかどうかも分からないのだ。 いわゆる「自由診療」、つまり保険適用の治療ではないので、まあ医者の言い値ということになる。 これ、歯医者だとよくあるじゃない。 詰め物とかしてもらうのに、金とか使うと5万円くらいと言われたことがある。 これは保険が適用されないから。 がん治療なんかでも保険が適用されるとそこそこの支払いで済むけど、そうでなければ何百万円とかってのもあるだろう? 風邪でも何万円も請求される可能性があるということだが、保険適用だとひとまず1万円で済んで、保険証があると3千円の支払いで済むということだ。 つまり、「保険証忘れた」と「無保険」とは全く別物ということだ。 が、その保険証を持って行っているにも関わらず「10割払え」となるから腹立たしいわけで。 だけど、これは機器メーカーがどうにかしてくれないと、まあどうにもならんよな。 来年の秋に保険証廃止は変更しないということなので、それまでに課題が克服できるかどうか... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月22日 05時58分14秒
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