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安芸高田市の市長がなにかと話題になっていたが、最近になってやたらとYOUTUBEで議会とか記者会見の動画が出てくる。 ので、ちょっと見たんだが、これはかなりヤバイぞ。 なにがヤバイって、議会での市長の答弁。 本当にあんなこと言ってんの? やらせでないんだとしたら、もはや議会は機能してないと言ってもいいかもしれないな。 だってさ、多分一般質問の映像だと思うんだけど、そこで市長が市長と議会の役割について議員に説明するというのは多分、他の自治体では見られないことではないかと思うのだ。 というか、そんなことは市長も議員も当然勉強しているでしょう、と。 最近は、やたらと住民説明会などと言って自治体が直接住民に対して施策の説明をするのが増えているように思う。 この市長は、「市が議会を飛び越えて直接市民に対して政策等の説明をするのは議会軽視だ」と言っていたと思うが、議会(議員)と市(市長)の関係を考えると、まあそのとおりだなと。 議員は、選挙で選ばれて住民の声、意見を市に届けるのがその役目だと、安芸高田市長は言う。 地方自治体は間接民主制なので、市(市長)はその政策などを市民から選ばれた議員に対して説明するのだ、と。 その場が議会であり、そこで議論されたことを市民に伝えるのは議員の仕事なのだと。 まあ、その通りだよなと。 市が何をやっているのかを議会は監視し、市民の声、意見と異なるものについては、それを質さなければならない。 それがまさに議員の役割だ。 なので、市が住民説明会などと言って、議会を飛び越して直接市民に説明をするというのはまさに議会を軽視していると言われても仕方ないのだが、最近の様子を見ていると、どこの自治体もこれをやってるし、むしろ議会がそれを要請している節がある。 まあ、細かな説明となると市が行った方がやりやすいのは分かるので、議会が市に対して住民説明会の開催を求めるのは分かる。 が、やはり本来、市民と市との間に立つべき議員がその場にいないというのはちょっとおかしい話だ。 むしろ、議員がそういう説明会の場を設けて、市民に対してその説明をし、市を呼んで補足説明をさせるくらいのことでないといけないのではないかなあ。 市長は市民に選ばれて、実際にいろいろな政策を行うことを任された人だ。 議員は市民に選ばれて、市の行動を監視し、市民の声を市に届けるのがその役割だ。 昔は良くも悪くも議員はそういう役割を果たしていたと言えそうだ。 利害関係のある一部の市民の声を届けるのはまさに議員の仕事だったものな。 それは今でもあるのかな? だけど今はコンプラが浸透してきたからか、あまりそういう話も聞かないなあ。 国では公然とやってるみたいだけどね。 だけど、安芸高田市の議会、これはちょっとヤバイよねえ。 居眠り議員がどうとかいうレベルではなさそうだぞ。 なんというか、議員と市長との間に、知識、情報に関して天地ほどの差があることが見られたのは面白いのだが、こういう人達が実際に市政を運営しているのだと思うと、ちょっと笑っている場合ではなさそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月24日 06時08分34秒
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