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どうも選挙が近くなってきたのかな? 自民党から減税という言葉が聞こえだした。 きっしーがやろうとしていたのは企業に対する法人税の減税。 賃上げ分を補填する気らしい。 そこには増税がセットであったわけで、結局は賃上げ分を吸い取られる一般市民の一人負け状態にはかわりが ないのだ。 もちろん、今の状況で消費税だとか所得税だとかいった表立ったところを上げるわけにはいかないので、社会保障に手を付けようとしているのだ。 が、どうもこの「減税」というキーワードが自民党に響いたみたいで、党内で減税の主張が出始めたのだとか。 「消費税を5%に」という主張が出たときは、とうとう自民党もやけくそになったか?と。 しかしな、この消費税5%はそう悪い話ではない。 半減させるわけなので、税収も半減するかというとそうはならない。 これは賃上げとセットで行う必要があるのだが、賃上げして懐に少し余裕?が出たところに減税をせっとでぶつけることで購買意欲の増加を期待するわけだ。 ならば、税率は半減しても税収が半減するわけではなく、さすがに購買力が倍になるわけではないから税収減は間違いないのだが、それは2~3割程度に収まるのではないかと。 それでも、消費が増えることで、企業も結果儲かるわけ。 となると、賃上げ分の補填もそれなりにできるだろう。 そうなると、賃上げ補填の法人税減税もそこまで大きくする必要はなくなるというものだ。 まあ、こう単純な話でもないとは思うが、要は、消費を拡大し経済を活性化させることで減税しならが税収アップを目指すという形ができなくもないということだ。 きっしーが目指すところも、まあ同じようなところのはずなんだが、こいつのダメなところはまずは国民に痛みを負担させようとしていることだ。 理屈の上では同じサイクルを辿るはずなんだが、きっしーのやり方では賃上げして法人税減税と同時に個人になにがしかの負担を求めていることで、消費が拡大しない可能性が高いということ。 ここでつまづくと、次のサイクルに入っていけないので、ダダ滑りの結果となってしまう。 お笑いなら冷たい空気ができて芸人が凍死するだけなんだが、きっしーのやり方では国が凍死してしまうことになる。 本当にこいつは日本という国を亡ぼすために首相になったんじゃないか?と疑いたくもなる。 まあ、コロナ以降、異次元の補正、歳出を行っているというので、それを正常に戻したいというらしいんだが、それは分からなくもない。 一個人の家計だって、出費が続いたらちょっとここらで財布のひもを締めるかってなるじゃない? なんだが、それなら外国にいっては行っている異次元の支援を止めたらどうだ?と言いたい。 企業に対する異次元の補助をする前に減税で対応できないのかね?と。 異次元の子育て支援といいながらただ金をバラまくだけ。 だから、増税が必要だと言われてもねえ。 金を使わないことを考えろよと言いたい。 無駄に金を使わせることで見せかけの消費を拡大しても意味がないぞ。 消費拡大のためにはまず、賃上げが必要。 これは間違いあるまい。 国民もモノを買うにはお金が必要。 税金でばら撒かれる不定期の金ではなくて、労働の対価たる賃金が上がることで消費も拡大できるというもの。 そして収入が増えればおのずと税収も上がるというもの。 そこに消費税を半減してさらに購買意欲を増加させることで、消費税の減収もある程度抑えられるというもの。 特定の企業だけを儲けさせようとするからおかしなことになる、ということにいい加減気が注いだらどうだ?と思うのだが、まあなにがしかの見返りがあるからそうもいかないんだろうなと疑いたくもなる。 これでは「増税めがね」の称号が外れるのはまだ先のことになりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年10月05日 05時55分35秒
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