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「増税クソメガネ」と言われたのがそうとう気に障ったのかどうかは知らんが、きっしーがとうとう減税を口にし始めた。 が、その中身は...法人税? この期に及んで、まだ消費税を下げようという気はないらしい。 万人に等しく減税効果を与えるなら消費税の減税しかない。 が、やはりそこに手を付ける気はないようなだ。 そうでなくても全方位でステルスを含めて増税をしようとしているのに、だ。 しかも経団連はまだ消費税増税を訴えている。 景気拡大のためには可処分所得の増加が必須だ。 もしくは物価を下げるかだ。 100円しか持っていないのに110円のものを買えるわけがなかろうと思うのだが、きっしーや経団連の人には買えるとでも思っているのだろうか? このものを買うためには方法は二つ。 10円足すか価格を100円に下げるか。 ここできっしーは10円足す方向にいるわけだが、そのために10円を足してくれた企業の税金をその分下げようとしているわけ。 当然、税収は下がるので、どこかで増税しなきゃならんという理屈で消費税を上げよう、と。 こう言っちゃなんだが、これで可処分所得が110円になったところで価格が120円になってしまったら結局買えないわけじゃないか。 きっしーや経団連の人は金が足りなくなったらどこかからか湧いて出てくるのかもしれんけど、大多数の庶民どもにそのような機能は備わっていないのだ。 そうなると、ものが買えないので、結果、企業ものもが売れないから売り上げが上がらない。 そうなると税収も伸びないので、また増税の話になる、と。 ここで、経済を活性化しようとしてきっしーは給料を上げろと言ってるけど、それに乗ってくる企業も限られる。 庶民どもだって、給料が上がってもすぐに消費には結びつかないわけだ。 まずは将来の担保のために貯蓄に走るよな。 それがひと段落してから消費に回ってくるので、給料を上げたらすぐに消費が増えるわけではない。 消費を増やす即効性のある対策は価格の引き下げだ。 で、物価下落を誘導したところですぐに物価が下がるわけではないから、価格引き下げに最も効果があるのが消費税の減税だ。 決めたその日から減額するからな。 もちろん、下げたそのときから急に消費が増えるわけでもないが、心理的には消費の方向に向きやすいので、給料アップよりも早くに効果は現れる。 一時的に税収は減るだろうが、今の状況からしてその程度の減収は十分に耐えられるだろう? 海外にや特定企業には湯水のように金をバラまいているわけだからな。 ここまで増税を触れ込んできて、ようやく日本国民も声を上げだした。 その声がようやくきっしーの耳に届いたようだな。 それが直近の選挙での自民党の敗北だ。 負け方がまたすごい。 2枠の選挙でその2枠に入れなかったりしたわけだ。 複数枠があれば、必ず自民はそこに入ってきたのに入れなかったのだ。 各地で連敗を重ねて、今週末は国政の補選がある。 ここでも連敗しそうな勢いになってようやくこのままではマズイと思い始めたらしい。 自民党の中から減税の声が上がりだしたので、きっしーも乗り遅れまいと焦り始めたようだが、ここにきてもきっぱり「減税」とは言わないんだよな。 ここは潔く消費税を下げればいいじゃないか。 面白くないのは財務省と経団連だけなんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年10月19日 05時56分00秒
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