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これはもうどうなん?と言いたくなるんだが、児童手当を高校生まで拡大すると言って庶民を喜ばせているが、その裏でやはりきっちりとその増額分を回収する策を打ち出してきた。 高校生年代の基礎控除を減額する、と。 なにかバラマキを打ちだしたら、その裏で必ずそれを回収する策をこっそり打ち出すというこのいやらしさ。 控除額を減らすってことはすなわち増税に他ならないのだが、税率を変えるのではなく、控除という見えにくいところで操作するわけだ。 こんなことするから支持が得られないのだとなぜ気が付かないのかね? 旧来、政治家たちは増税を行ってきたが、あくまでも税率を上げるとか、新たに税を課すとかそういう目に見える方法を取ってきた。 が、きっしーは違う。 目に見えるところはできるだけ触らないのだ。 そして給付という名のバラマキを行い、その陰で控除を減らしたりしてバランスを取っている。 結局のところ、庶民はバラマキで得た分を税で返しているだけだ。 さらに社会保険料まで手を付けだした。 こちらは税ではないから直接見えにくい。 健康保険もいつのまにか、単なる医療費負担の共助という範疇を超えている。 今、健康保険料が高くなっているのは医療費が増えたからと言うが、働く世代は高齢者の分も負担しているのだ。 だから、医療費が増えたと言っても、その大きな原因は高齢者の医療費が増えたということ。 それを現役世代がカバーしている。 まあ、ここまではまだ医療費にかかる話なので理解もできよう。 が、今度は子育て支援の財源をここに求めようとしているのだ。 これはもうおかしいと思わねばなるまい。 そのうち車の自賠責保険に子育て支援の財源を求められてくるかもしれんぞ。 こうやって関連のなさそうなところに負担を求めてくるわけだ。 まさにステルス岸田と言うほかあるまいよ。 消費税も社会福祉の財源と言ってるけど、では消費税税収分のどれだけが社会保障費に充てられているのか、きちんと説明したことがあるかな? 昨年の消費税の税収が約21兆円。 では、このどれだけが社会保障費に充てられている? これが法人税引き下げ分の補填に使われていると言われているが、これは事実なのか? 事実でなければ国はきちんと否定した方がいいんじゃないか? これが事実であれば、なんのことはない、一部の企業のために庶民から金を巻き上げているということだ。 こんなことをするから、もうどんな耳障りのいい政策を打ち出したところで必ずその裏で見えにくい策を打ち出してきっちりばらまいた分を取り返しているのだと思ってしまうわけだ。 しかも巻き上げられている人たちのほとんどはバラマキの恩恵に与っていないわけだ。 これが江戸時代ならすでに全国各地で一揆が起こっているな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年11月30日 05時57分22秒
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