山海屋本舗

ようやく出てきた「内閣不信任案」の言葉。

　昨日は松野さんをターゲットにしたんだっけ？

　その時点で「なぜ内閣不信任案を出さない？」という話になったのだが、ようやくここにきたかって感じ。

　ここまで政府がダメダメになってしまったら、普通は出されるよね？

　もっとも、今出したところで否決されるのは分かり切っている。

　が、否決する与党の側も打つ手がないのが現状だ。

　ここで万が一にも内閣不信任案が可決されようもんなら自民党が消滅してしまうからなあ。

　きっしーにはもはや任せられないけど、次も出せないというほぼ詰みの状態だもの。

　裏金疑惑でどうやら安部派は一掃されそうだとか言ってるけど、これを本当にやってしまうともはや自民党がその形を保つことができなくなるかもしれないな。

　政治の世界はそんなにきれいなものでもあるまい。

　醜い報復の応酬で結局被害を被るのは国民だ。

　それでもこういう輩を選挙で選んでしまうのも国民だ。

　なにしろ対抗馬が輪をかけて胡散臭いからな。

　ここで気を付けないといけないのは、たいていこういう停滞した空気の中で独裁者が出てくるということ。

　かのヒトラーも、まっとうに選挙で選ばれて出てきたわけだ。

　民主主義の中から独裁者が生まれるというのは歴史が証明している。

　今の日本はまさに手詰まりの状態。

　今の流れを変えたいけど帰られない、今までは自民党の中である程度浄化作用が期待できたのだが、もはやそれも期待できない状況の中で、この閉塞感を打破することを期待させるようなヤツが出てくる。

　しかし、そこはよくよく熟慮して選択しないと、また歴史を繰り返してしまうということになりかねない。

　もしかすると自分の人生と引換に、だ。

　さて、本日「内閣不信任案を提出する」という話が出てるけど本当に出せるのかね？