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これはつき詰めていくと、大した影響にはならないということだ。 資材た人的資源を能登半島にとは言うが、そもそも今の時点で復旧のための計画ができているのかどうか。 復旧の計画ができていて、これだけの資材と人が必要なんだが、かき集めてみてもこれだけ不足しているんだが、という話ならまだ議論のしようもあるだろう。 だけど、現実はそうではあるまい。 被災によって、インフラが破壊されているのは確かで、それを復旧させねばならないのも確かだ。 が、行き当たりばったりでやっていこうという話にはなるまい。 せめて、概算だけでも出して、復旧必要箇所がこれだけあって、それに必要な資材と人と金がこのくらいで、これだけ不足しているんだというのを早急に提示すべきではないかなあ。 なんでもええから土建会社を集めろでは乱暴にもほどがあるというものだ。 集められた業者も、行ったはいいけど何をしたらいいか分からんだろう? 実際のところ、万博が全く影響がないかと言われると全くないわけではあるまい。 これによって資材や人件費が上がっているのだとしたら、復旧にも影響は出るな。 本来なら1千万円でできるところが2千万円かかりますってなったら、本来の半分しかできないってことだろう? まあ、例えの話なんでこんな極端なことにはなってないだろうけどさ。 もちろん復旧が本格的に始まると、全国から業者が集まっていくだろう。 でもな、それぞれのところでも、いろいろな工事などあるわけ。 どれが優先ということでもないけど、万博のようなイベントごとが最優先される理由はないよなって話だ。 東北のときもそうだったけど、復旧のために全国から土建会社が東北に行き、資材もそちら優先で流れたため、他の地域では資材の価格も上がるし、そもそも資材が入ってこんし、なにより人がいなくて業者も受注ができないという事態にまでなったと聞く。 それなら、今、無理にやらなくてもいい万博は後回しにして復旧の現場にそこの人を送ることで、他の地域の工事とかが影響を受けなくで済むじゃないかって話。 他の地域も被災地の復旧のためなら仕方ねえなと思うかもしれんが、万博のためにこっちが迷惑被るのは勘弁してくれということだ。 今、大阪と能登半島だけで話をしているから影響はないとかなんとか言う話になっているけど、全国に目を向けたら、大阪は全国に迷惑をかけているような恰好になってしまうわけ。 実際、万博のところで何百人と働いているわけだろう? その半分でも能登半島の復旧に回してもらうだけで、全国がその分地元で動けるから全国が助かるわけだ。 万博開催を仮に1年遅らせるだけでも、ずいぶんと違うと思うんだがなあ。 そこから生じる損失があるなら、大阪は国に補填を求めればいいじゃない。 それは能登半島復旧への協力の代償なのだから、文句は言われんと思うけどね。 言っとくが経済損失の話ではなくて、事業損失の話だからな。 まあ、どちらにしても今の状況で万博開催を推し進めるのは全国民の感情を逆立てるだけだと思うんだけどなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月01日 06時01分55秒
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