山海屋本舗

能登半島地震で改めて思ったこと。

　やはりトイレが問題だと。

　そう、大地震となると電気、ガス、水道が止まるわけだが、もう一つ、下水道も止まる？可能性があるということ。

　下水道というのは、家庭等の汚水、排水を流すもの。

　従来は各家庭に浄化槽があり、定期的にくみ取りをしなければならなかったが、下水道ができるとそのまま処理施設まで流れていくことになる。

　が、地震によって下水道が被害を受けたらどうなる？

　官がは外れたり折れたりすると、そこから先には流れないので、そｋに汚水を流し続けると、まあ大変なことになるよな。

　で、下水道が使えないとなると、必然的にトイレが使えなくなる。

　浄化槽の場合はその限界がくるまではなんとかなる。

　くみ取りって言ってもそう頻繁に行うものではないからな。

　運悪く、もうすぐくみ取りの時期でなければ水道が復活すればどうにかなるのだ。

　で、トイレを使うには今はもう水がないと使えない。

　昔のいわゆるぽっとん便所でなければ水は必須だ。

　掃除をするにも水が要る。

　そしてもう一つ。

　特に、簡易トイレなんかだとくみ取りは必須。

　通常と違ってけっこう頻繁にくみ取りが必要になる。

　しかし、今回の能登半島地震のような場合、くみ取りが難しいのではないかな？

　となると、いくらトイレを設置したところで、一杯になればもはや使用できないということだ。

　下水道が完備された地域ではくみ取りを行う業者がどれだけいるのだろう？と思うわけだ。

　普段は必要ないからな。

　そしてをれを受け入れる処理施設はどうなのだろう？

　処理施設が問題ないなら全国からバキュームカーを要請して展開しなければならないな。

　くみ取りが必要なトイレの場所もきちんと把握して計画的に回収して回らないと。

　しかし、なんでか知らんけど、こういうトイレってすぐに汚れるんだよなあ。

　まあ、土足で入るので土とかの汚れは仕方ないにしても、なんで誤爆したのをそのまま放置して逃げるんだ？

　いくら非常事態とはいえ、他人が誤爆したブツを見ながら用を足すというのは気持ちの良いものではないだけでなく、衛生的にもよくないぞ。

　誤爆は仕方ないにしても、せめて後始末をしておいてほしいもんだ。

　他人のはともかく自分のならできないことはないだろう？

　最初の誤爆者がきちんと始末すればその後もなんとかきれいな状態が保たれると思うんだけどなあ。

　ということで、全国の誤爆者へ告ぐ。

　自分の不始末は自ら始末せよ。