|
カテゴリ:その他
新年度予算が衆議院を通過というニュースが流れたのが土曜日のこと。 いつ真偽する時間があったの?と思ったのだが、どうやら土曜日に本会議を通過したらしい。 国会って土日は開会しないという慣例を破ってのことみたいなんだけど、そこまで緊急性があったのかと言われると、それはないと思う。 能登半島の復興予算が含まれているからとはいうが、それなら補正対応で十分にできたはずで、本来通るべきでなかった数多の項目まで一緒くたにして通過させたようだ。 予算の衆議院通過のリミットが3月2日。 もっとも2日は土曜日なので本来なら1日の金曜日に通過させたかったようだ。 これはどういうことかというと、2日までに衆議院を通過すれば、仮に参議院が放置していても月末には自然成立するから。 つまり、自民党は参議院で予算の審議などするつもりはなかったということだ。 これは野党が裏金疑惑について参議院でも追及する構えを見せていて、とてもじゃないけど参議院で可決される見通しが立たなかったからだと思うのだが、こんな予算の成立のさせかたってあるだろうか? 衆議院の委員会は1日に通過しているんだろうけど、予算審議って多分何もやってないよな。 そして本来は閉会しているはずの土曜日に開会してまで可決するという異常さ。 衆議院の通貨が遅れたところで、参議院で可決すれば問題なかったはずで、なぜ参議院できちんと審議、可決の運びにしなかったのか? まあ、答えはすでに書いたとおり、とても予算審議に入れる状態ではなかったということだ。 しかし、これでもう参議院で予算が審議されることはないだろう。 ひたすら裏金疑惑を追及されて、だけど自民党としてはもうひたすら適当に追及をかわし続けるだけだろうな。 とても見るに耐えられる状況ではなくなるだろう。 衆議院のときですら日本語が通じてないような状況だったものな。 仮に、国民が税務署で申告するときにあんなやり取りをしたらどうなる? 領収書などの証拠書類は出さずに金額だけ記載。 「記憶にない」とか「私がやったんじゃない」を連発して、答えに詰まったら「この言葉の定義は...」なんて言い出して、最後には「今のご指摘は十分に重く受け止める」なんて言ったら通るのかね? だけど、それを国会の場で政府がやってたわけだ。 もう自民党としては予算が通ったわけなので、後は適当にやり過ごして、もしかしたらまたとんでもないスキャンダルが出てきたりとか、大事件が起こったりするのを待っていればいいよな。 国民はそのうち忘れてくれるだろうし、選挙になればなんだかんだで自民党に投票するか、棄権するかなので、結局は自民党が大敗することはないし。 ここまで国民は舐められてるんだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月04日 05時58分18秒
コメント(0) | コメントを書く
[その他] カテゴリの最新記事
|
|