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能登半島地震で被災した地域の復旧が徐々にではあるが進んでいるようだ。 が、未だに避難者が2万人という。 金沢などのホテルや旅館に避難している人達も、観光客が戻り始めたということで、居心地のよろしくない日々を過ごしているという。 仮設住宅も建設が進んでいるというけれども、みながそこに入れば終了ではない。 あくまでも仮の住居なのだから、いずれどこかに落ち着かなければならない。 そこでふと思ったのだが、不幸にしてお亡くなりになった被災者の土地屋敷はどうなってしまうのだろう?と。 引き取りてがいればともかく、諸事情により引き取る人がいなかったらそこは放置されることになる。 確か、東日本大震災のときにそういう土地の扱いについて取り決めができたと思ったが、今回はそれがうまく機能していくのだろうか。 そして、今回の地震では土地が隆起しており、地形がずいぶんと変わっているので、元の通りにとはいかないと思うのだ。 また、高齢者は現状復旧ができるのか?と。 なんでも国から300万円くらい給付されるんだっけ? でも、これくらいじゃ、せいぜいだめになった家を解体するのが精いっぱいでとても家を建てるまではいかないよなあ。 解体して更地になった土地が売れればまだいいかもしれないけど、売れなければ、その土地の管理だけはしなければならんしな。 高齢者の人たちはもはやそこで生活再建をする余力もない状態なのではないか? 若い人たちもこれからそこで生活していこうと思えるのだろうか? そうやって土地が放置され、集落が放棄されていったらどうなるんだろう? まあ、別の土地で生活を再建するというのも一つの手ではあると思う。 しかし、これはまた別の問題を含んでいるので、ここで書くことでもないが、どのようにこの地域が変わっていくんだろう?と思うわけだ。 現実の問題として、東日本ですらいまだに全てが元に戻ったわけではないしな。 つい最近も、仮住宅からの退去を請求されていたのがなかったっけ? 能登半島の件でも、仮設や仮住宅に入ったはいいけど出るあてがない人も出てくるのではないかなあ。 人々が留まったところは復興も早いかもしれんけど、出て行ってしまったところはどうなるんだろうね。 これ、もし自分が住んでいるところが同じような被害を受けたときにどういう風にしていくのだろうと考えてみたときに、重要なポイントになりそうだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月18日 05時52分35秒
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