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カテゴリ:育てる
最近はあまり聞かなくなっていたのだが、久しぶりにこの話題が上がってきた。 卒業・入学シーズンとなると国歌斉唱の話題がときどき出てきたものだ。 国歌斉唱のときは、その場にいる全員の起立を求められるものだが、教員が起立しなかったということで裁判になったんだっけ? 今回は、ハーフの子だったかな?国家斉唱を強制されられたと言って、その親が教育委員会に申し入れをしたという話だったかなあ。 国旗、国歌は「国旗及び国歌に関する法律」で定められており、国旗は「日章旗」いわゆる日の丸だな、国家は「君が代」となっている。 が、この法律、実は平成11年に制定されたもの。 これはちょっとびっくり。 だって、昭和の時代も国歌斉唱といえば「君が代」を歌っていたもの。 国旗掲揚だって日の丸が上がってたしな。 でも、国旗、国歌を定めたのはこの法律が最初というから、それまでは慣例というか慣習により扱われていたんだろうなあ。 なんせ戦後は天皇制反対、日の丸反対、君が代反対という空気の中で教育政策が行われており、特に、教員にはその考え方が浸透していたものな。 天皇が戦争を起こした極悪人であり、日の丸、君が代はその象徴だと教えられてきたもの。 でもねえ、学校では国旗掲揚ということで日の丸が上げられていたし、国歌斉唱ということで君が代が歌われていたよなあ。 抵抗する人はまあいたらしいんだけど、私の体験からするとそういうシーンにお目にかかったことはなかったなあ。 私自身、どちらかというと歌うのには抵抗があった派ではあるけど、それとは別にも理由があったんだよな。 この「君が代」ってけっこう歌うのが難しいと思わないか? 出だしはかなり低い音で出ていって、途中から超高音にシフトするというとんでもな歌だと思うのだ。 自分の音域が狭いのかもしれんけど、低音が出しにくくて歌いだしで音を上げると、高音域が出ないし、高音域に合わせると、低音域が非常にツライ。 ということで、最近はもっぱら聞く方に専念しているというか... 曲としてはきれいな曲だと思うけど、みんなで歌うには向いてないな、と。 だけどさ、戦争がとかなんとか言って拒否るのはどうなんだろうね。 それを言い出すと、アメリカなんかほぼ戦争の歴史を通ってきたわけだし、ヨーロッパ各国も植民地政策で搾取してきた国々だ。 なぜ、みんな国旗、国歌を拒否らんのだ?となるんじゃない? やはり式典なんかでは国旗を掲げるし、国家を斉唱もしくは吹奏するわけだ。 歌う歌わないは別にいいわけで、その場で起立して国旗を眺めながら心の中で「このやろー」とか思っていればいいんじゃないの? 内心の自由は認められるんだからさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月19日 06時00分24秒
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