お金も必要なんだけどね
八村塁がバスケット日本代表について苦言。 何やらきな臭い話だけど、これはある意味仕方のないことかも。 日本において、バスケットはBJリーグなんてあったりしてちょっと人気が出てきてはいるが、やはり野球やサッカーに比べるとまだマイナーな存在ではある。 バスケットボール人気に火が点いたのはやはりスラムダンクという漫画からだろうなあ。 それまでのバスケットボール界はNBAという存在があったものの、やはりそれは海の向こうの話。 日本ではまだプロバスケットの概念もなく、そうだな、30年前のサッカーと同じ状況ではなかったかな? NBAではマイケルジョーダンやマジックジョンソン、オニールやコービーなんてのもいたよなあ。 すごいのは分かっていたけど、やはり海の向こうの存在。 それが今ではちょっとした人気になっている。 プロリーグもできたし、バスケットボールを職業にしようという空気も出てきた。 八村は現在NBAで活躍しているので分かりにくいかもしれないが、プロはお金の世界ではないのかな? アメリカではもうその土壌があるので、気にならないのかもしれないけど、日本ではまだまだそんな状況ではない。 ようやくNBAのスタイルを取り入れてバスケットをスポーツ興行として成立させようとしているところだ。 強くなればみんなが見てくれるわけではない。 格闘技の世界でもボクシングは興行としてのスタイルができており、それで食っていくことができるが、柔道はどうだ? 日本のお家芸とまで言われているのに、柔道だけで食っていくのはかなり厳しい。 八村の言いたいことも分からないではないが、プロとしてやっていくには試合を見てくれるお客さんが必要だし、関連グッズの売り上げも重要だ。 やはりお金が必要なのだが、多分、八村が言いたいのはそういうことではなくて、何かお金のための動きがあるということなんだと思いたい。 一部の人が儲けるために自分らが使われているんじゃないかということだろうなあ。 日本代表がその片棒を担がされていると。 そういうことであれば八村の発言を支持したいが、バスケットボールをプロの興行として成立させるにはお金が必要なので、そのための動きもやはり必要なのだと。 NBAがまさにそうではないか? まあ、八村もあまりはっきりとモノ言うわけにはいかないのかもしれないが、ちょっといろいろな憶測を呼びそうな感じがするのでね。