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カテゴリ:その他
今回の地震で思ったこと。 家の中にモノが多すぎるってことだ。 あちこちに崩れそうな要因が多々ちりばめられているではないか。 棚とかは一応、つっぱりをやったりとか転倒防止の対策を取っているけど、それにしてもモノが多すぎる。 今回は震度3くらいだったので良かったが、震度5以上の揺れがきたときにとても耐えられそうにない。 問題なのは、モノが崩れることではなくて、その後の後片付け。 いわゆる復旧作業だ。 モノの大半がゴミと化してしまいそうなんだ。 そこで、改めて阪神大震災のときを思い出した。 地震の後、アパートを引き払ったわけだが、とりあえず、部屋の中を空にする必要があった。 もちろん、使えるものは運び出したんだが、かなりのゴミが出た記憶がある。 それをどうしたかというと、アパート前の普段はゴミ出し場になっているところに全て置いて行ったわけだ。 確か、当時も可燃、不燃の区別くらいはあったかと思うんだが、このときばかりはもう関係なく置かれていた。 そのゴミの山を大きくするのに貢献したわけだが、通りを見渡しただけでもあちこちにゴミの山。 地震の後の復旧を妨げる要因の一つがこのゴミの山だと思う。 今は細かく分別されるが、今回の能登半島地震でもそうだと思うけど、とても分別などやってられんわけだ。 というか、ほぼ粗大ごみで片付くかもしれんな。 で、一時に大量のごみが発生すると、処理場も能力を超えてしまうわけ。 今まで、トイレの話を強調してきたが、その後にくるのはゴミ処理の問題だろうなあ。 粗大ごみとは書いたが、その中には大量の建築資材なんかも入るだろう。 崩れた家も言い方は悪いがゴミの山だ。 家1軒解体したらどれだけの量になると思う? それが何百件、何千件と出たら? 能登半島の例でいくと、ゴミを搬出したくても道路が通れないのでそれもできないわけだ。 そうなると道路の復旧が最優先ということになるが、復旧のための金は用意できても資源が投入できなければどうにもならないということだ。 こういった災害対策を考えるとき、どうしても現在の平時の状況を前提にしてしまうんだろうなあ。 なので、いざ本番となったときに想定外が多々発生するわけで。 自治体だって、全職員が対応できる体で考えてるだろう? だけど、役所の職員も被災者なわけで、無事にいるという保証もないわけ。 東日本大震災のときのように、役所が壊滅状態になることもある。 そういう想定をしているのだろうかと思うわけだ。 と、花井が大きくなってしまったが、まずはちょっと家の中のモノを減らさないといけないなあと感じた今回の地震であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月19日 05時55分53秒
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