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今回の東京都知事選には50人くらいが立候補を表明しているというのだが、用意された席は1つ。 数字だけ見ると壮絶な争いになりそうなのだが、実際はそうでもない。 まあ、まっとうに得票できそうなのはこのうちの10人もいないだろう。 残りの40人くらいは泡にもならない候補ということになる。 まあ、都知事選を争ったという履歴は残るだろうけど、それがどこで役に立つのかは謎。 今回でいうと、やはり現職の小池、参議院から転戦の蓮舫の戦いだと、大半のマスコミが報じている。 ここ前安芸高田市長の石丸伸二、元航空幕僚長の田母神の4人くらいがマスコミに名を報じられる程度。 残りの40人以上は名前も出てこないわけだ。 すでにこの時点で全ての候補者が平等ではないことが分かる。 では、その名もない40人から勝ち上がっていく方法があるだろうか?とちょっと考えてみる。 やはり、まずは名前を知ってもらわねばならない。 でないと選択肢に入りようもないからな。 そして、今までに何をやってきたのかを知ってもらう必要がある。 正直な話、この時点で政策だの公約だのと言ってる段階ではないのだ。 まずはどこの誰で何をしてきた人なのかを知ってもらい、興味を持ってもらわねばならない。 その人の主義主張はそれからだ。 どうも、その40人の中には知る人は知るというくらいの人もいるようだ。 まずは、そういうレベルに到達しないといけないってことだな。 芸能人だとか、スポーツ選手なんかはこれをうまく活用した人だと言えるだろう。 そういうのがない場合は、何か、他で名を売らねばならない。 へずまっちのように悪名を売るということもありっちゃありだが、そもそも印象は良くないな。 むしろ「この人は票を入れたくないな」の方に入ってしまうからなあ。 なんというか、あまり関心がない人が投票所に行ったときに「そういやこんな人がいたな、まあなんか感じ良さそうだし入れとくか」くらいのレベルに到達しないとね。 そこから、主義主張を訴えて関心のある人に興味を持ってもらわねばならない。 ということで、まずは名前を知ってもらうためには学歴というのはなかなか良さそうだ。 だから小池なんかもこれだけ疑われながら「カイロ大主席卒業」なんて吹いてたわけだ。 まず、「カイロ大」ってところで横文字に弱い日本人は「おっ!」となるじゃない? その時点でハーバードとかケンブリッジとかと同列な扱いだ。 そして「主席卒」で「これはすごい」となるわけ。 こうなると「何か知らんけど、すごい大学を出た長エリートやん」ってなって、「じゃあ1票入れとこ」って話になるよなあ。 学歴だけでも10万票はとれそうだ。 多分ね、これが「東大」だとだめなんだろうと思う、 すごいのは事実だがインパクトが弱い。 「東大主席卒」と「カイロ大主席卒」では全然インパクトが違うだろ? ここで「いや、カイロ大なんてうんぬんかんぬん...」とうそぶくやつがいるけど所詮は口だけのやつなんで放置でよかろう。 「東大主席卒」で十分凄いんだが、やはり日本人は横文字に弱い。 令和の時代になっても日本人ってのはそんなもんだ、ということを小池はきちんと読んでいる。 「バカをだますには横文字に限る」ってね。 まあ、騙されたやつが東京に300万人いるってことだよ。 だから都民どもはと言われるんだけどな。 と、話が逸れたが、泡沫候補が勝ちあがるには、まず名前をしってもらうためのアピールが必要で、やはり学歴というのは効果があるってことだ。 これだけでもう対抗まではいくまいが、大穴の次点くらいまでは浮上できそうだ。 なんか身も蓋もないが、政策とか公約って、まあどうでもいいんだよなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月18日 06時07分17秒
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