山海屋本舗

いや、これはちょっと笑ってしまった。

　都知事選候補４人が討論会を行ったのを見てたのだが、ぱー券購入に対する質問の答え、小池さんときっしーが同じこと言ってるわけだ。

　「パーティーの開催は．．．法に則った形でおこなっております」

　そうだよね、政治パーティやってんだからそういうよね。

　これ、蓮舫さんが明治神宮の開発に関する質問の中で小池さんに聞いたもの。

　「まさか、明治神宮の開発に関わる業者からパー券を購入してもらってないよね？」と聞かれた小池都知事の答えだ。

　さすがに答えになってないよなあ、と、石丸伸二さんが重ねて「これってイエスかノーで答えられる質問ですよね？」と畳みかけたところ、帰ってきた答えが「これまで政治のパーティという形で開かせていただいております。その中には様々な方々からご意見を伺うと同時に、ご協力もいただいている。そしてそれは法的に則って進めているということでございます」と。

　これって、まんまきっしーの答弁だよねえ。

　さすがに進行の人も「ちょっと分からないんだけど、それってイエスですか？」と聞いたところ「様々な方にご協力いただいております」と。

　ここで米山議員がいたら「まあ、そうですよね、そういうことですよね、これはイエスということで理解しました」なんて言うんだろうな。

　この討論会の並びが小池さん、石丸伸二さん、進行を挟んで田母神さん、蓮舫さんという順だったわけで、多分、小池さんはいやだっただろうなあ、と。

　なんで石丸伸二が隣にいるんだ？とか思ってたんじゃないかね？

　その前にあった会見のときは、メンツは同じだったけど、並びが石丸伸二、小池、蓮舫、田母神だったもんで、小池さんは蓮舫さんの方を向いていればよかったわけ。

　真ん中で二人で盛り上がっていれば、すんだけど、そこは石丸伸二が空気を読まずに「せいじやの一掃」なんて言い出したもんだから嫌な顔してたよな。

　今回は蓮舫さんと話すには石丸伸二、田母神を挟んでいるので、やりにくかっただろうな。

　実際、パー券の話も、石丸伸二が横からすかさず突っ込んでたもんなあ。

　小池さんの回答を聞きながら石丸伸二さんは苦笑いしてたもんな。

　まるで安芸高田市議会でのやりとりみたいだったぞ。

　そこでなら、苦笑いしながら「相手の質問にきちんと答えましょう」なんて言ってただろうけど、さすがにここでは言わなかったか。

　だけど、やましいことしてる人は反応が同じになるんだなあ、と改めて感じたわけだ。

　言い回しどころかまんなきっしーと同じ答弁になってるんだもの。

　きっしーも、裏金を突っ込まれて「法に則って行っている」を連発してたもんな。

　他のみなさんはまたこういう討論会をやりたがってるのかもしれんけど、小池さんはもう出てこないんじゃないかな？