山海屋本舗

東京都知事選もいよいよ今日が投票日。

　昨日まで各候補が舌戦を繰り広げてきたわけだが、今回特に気になったのが、とある候補の街頭演説での後傾。

　まあ、人気があれば聴衆も多くいるわけだが、人気がなければ当然少なくなる。

　マスコミへの露出という点では良くも悪くも小池百合子がダントツだと言える。

　他の候補は純粋に選挙活動しか取り上げてもらえない、というか、取り上げてもらえない候補すらいるわけだが、小池百合子は現職の都知事なもんで、公務のときもマスコミが取り上げる。

　つまり、公務でマスコミが取り上げるような内容の政策をぶち上げたりとか、視察と称してあちこちを見てまわったりだとか。

　公務なのでマスコミも取材に来るわけだが、そのときにしれっと選挙活動を行ったりするわけだ。

　これはさすがにアンフェアだろうと思うんだけど、だれだったかが、言ってたな。

　「現職が立候補したときは職務代理を立てるもんだ」と。

　職務代理っていうのは首長が欠けたときに置かれるもので、たいていは副知事とかがなる。

　そうやって、現職知事は一旦公務を外れて選挙活動に邁進するということだ。

　なので、小池百合子も本来はそうすべきだったのだと思う。

　前回のときもコロナ過だったということで公務優先といいながらやはりその中でしれっと選挙活動をやってたというか、マスコミは当然公務の取材をするわけで、その中でしれっと選挙について聞くんだよな。

　まあ、マスコミも分かっててやるんだよね。

　今回も、小池百合子は公務優先と言いながら、その公務を取材させるという姑息な手段に出たわけだが、どうも後半戦に入って状況がよろしくないのか、選挙活動を前面にだしてきたようだ。

　マスコミの取り取り上げ方に差はあるものの、やっと選挙戦らしくなってきたなと思ったら、ちょっと普段は見られな光景が．．．

　街宣中に止めろコールがかかるという事態が発生。

　これはちょっとびっくりだったかな。

　だけど、こういうのが顕在化してきたのは前回の衆議院補選からではなかったかなと思う。

　あのときは、特定の候補者が他の候補者に凸して街宣の邪魔をしたりしてたんだけど、なんというか、組織的なものだったわけだ。

　が、今回のはどこかの組織的なものがやってるんだろうとは思うけど、候補者が一時話すのを止めてしまうくらいに大きな声があったということだ。

　しかも拡声器とかではない。

　それだけ「止めろ」と叫ぶ人が多かったということだ。

　これを選挙妨害というかどうかはなんとも言えないところ。

　ただ、言えるのは今回はこれだけ批判勢力がいるということだ。

　なんか見ててかわいそうになってしまうくらい。

　でも、そういうことをしてきたんだろうなあと。

　他の候補がどうなっているのかは、マスコミが取り上げないのでよく分からんのだよな。

　今回の選挙は動画でもたくさん上がっているので、それを見て、できるだけ多くの候補のものを探してはいるんだけど、やはりここでは石丸伸二候補が優勢かな？

　今までも動画でいろいろと上げることでやってきて、そちらで有名になってたもんな。

　今回の都知事選はいやでも全国が注目しているわけで、今日の夜には結果が出るんだろうけど、果たしてどうなっていることやら．．．