|
カテゴリ:その他
東京都知事選挙も終わり、蓋を開けてみれば小池百合子が当選。 組織票の強さを目の当たりにした瞬間だ。 それよりも残念でならないのが投票率。 60%で前回をやや上回るとのこと。 結局こんなもんか... 事前の調査では70%を超えそうな勢いだったのになあ。 小池票は60%のうちの4割なので、全体の25%くらいの得票ということになる。 またしても無投票層に勝てなかったわけだが、今回のことで分かったことが二つ。 一つは、組織票に対抗するには対立候補を絞らないといけないということ。 事実、今回の選挙では2位石丸伸二、3位蓮舫の票を合わせれば小池を超えていたわけだ。 恐らく、今回の小池票が自民、公明の限界点と見ていいだろう。 投票率は前回とそんなに変わらないことを考えると、浮動票がかなり小池から流れていったことになる。 そしてもう一つは、投票率70%というのはもはや現実的ではないということ。 今回の選挙ではもしかして80%に到達するのではないかという期待もあったが、ふたを開けてみればいつも通りと言うことだ。 これだけ盛り上げても投票に行かないというのはもはや致命的だな。 今回の都知事選は56人が立候補していたわけだ。 まあ半分は確実にイロモノと見ても、半分は検討するに値する人がいたと思う。 つまり、どんなに控えめに見ても、20人くらいは選択肢になり得る候補者がいたわけだが、結局のところ、都民どもの4割は投票をしないという意思を示したわけだ。 もはや選挙制度を見直す時期にきているのかもしれないな。 今回の選挙では、どうであれ、都民の選択の結果なのでそこにどうこういうつもりはないが、石丸伸二の言葉を借りるなら、どのような結果になったとしても、それは都民の責任だ。 良いも悪いも受け止めなくてはなるまい。 が、投票率が60%というのは、大いに反省しなければなるまい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月08日 06時01分36秒
コメント(0) | コメントを書く
[その他] カテゴリの最新記事
|
|