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梅雨の時期ともあって、ここのところ雨模様の毎日なのだが、ちょっと気になることがある。 鉄道がやたらと計画運休をするということだ。 夜中に雨が降ることが多く、前日には計画運休がアナウンスされる。 元はと言えば、JRも私鉄もけっこう頑張っていた。 その結果、途中で電車が止まって立ち往生したり、朝は動いていたのに、昼から電車が止まって帰れなくなったりということが起こり、これに対して猛クレームがあったわけだ。 そこで鉄道など、やばいと思ったら事前に運休をすることになった。 これも当初は英断だと評価されていたのだが... 最近はなんか安易に計画運休に走ってないか? 天気はさほど悪くないのに、運行が再開されない。 もちろん、ピンポイントの状況で判断できるものではない。 岩国で言うと、JRは三原から岩国まで、岩国から下関までとなっているから、岩国は大丈夫でも他のところが危険なのかもしれない。 なんだけど、西条で事故が起こって電車止まりました、とか、下松で危険個所があり電車が止まりましたとか、なんか「おいおい...」と言いたくなるような状況が続くわけだ。 もっとも、岩国でなんかあったときは西条や下松の人たちが「おいおい...」と言ってるんだろうなあ。 私はその昔、広島の予備校に1年間通っていたが、そのときに途中で電車が止まった経験が何回かある。 が、電車が止まって行かれなかったことはなかったと思う。 途中で止まったときは「こっからどうやって帰るんだ?」と思ったりもしたが、なんとか岩国まで動いてくれた。 当時はそのくらいぎりぎりの状態まで電車が動いていたわけだが、今はその何倍も電車が止まるようだ。 これはJRとかが安全側にかなり振ったからだとは思うが、一方で保守点検の機能が十分でなくなっているのではないかと思っている。 人員削減が多な割れているのはどこも同じだからな。 あちこちで不具合が起こっているのに、それに対応できるだけのリソースがないというのが現状だろう。 ひとたび災害など起ころうもんなら、通常の何倍も人手が要るからな。 今みたいに、災害が起こらなくても、点検して安全を確認せねばならないとなったら、必要な人員はとても確保できてないだろう。 しかしね、都市部のように代替手段がいくらでもあるところでさえ、電車が一路線止まると大混乱になるのに、田舎のように、「それしかない」状態で止まられるとそれはもう大変なことになる。 いくら田舎でも通勤、通学の時間帯、1本の電車に乗っているのは100人を優に超えるわけだ。 それらが、一斉にバスに変えたらどうなる? バスも臨時便など出してくれればいいけど、田舎のバス会社にそんな余裕はない。 さらに自家用車に切り替える人も多数いるわけで道路は大渋滞。 電車が止まるだけで、全てのインフラがパニックになるわけだ。 ちょっと最近の電車は安易に運休にしてないかという印象があるわけだが、やはり仕方ないのかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月12日 06時00分22秒
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