山海屋本舗

体操の日本代表選手がパリ五輪出場を辞退。

　どうやら喫煙と飲酒が原因だそうな。

　と、これだけ書いたら「なんで飲酒と喫煙で？」ってなるんだが、１９歳だった。

　これ、ちょっと考えたらわかりそうなもんだけど、１８歳で成人にはなるが、喫煙と飲酒は２０歳から。

　なんでこんな中途半端なことしたんだろうねえとは思うが、そこはしっかりと理解しておかないと。

　なんか、常習性はないから出場辞退までは．．．なんて意見もあったみたいなんだが、これはだめでしょ。

　マナー違反とかではなくて、法律違反です。

　しかも体操選手でしょ。

　仮に２０歳以上であっても飲酒はともかく喫煙はそもそもだめでしょ。

　どうもアスリートで喫煙をするということに非常に違和感を覚えるわけだが、なんでやったかね？

　１８歳で成人、つまり大人だとか言っときながらなんで飲酒と喫煙を２０歳からのままにする？って話もあるわけだが、どちらかというと選挙権を与えたいがために１８歳で成人とした方に無理がないかと思うわけだ。

　なんだっけ、憲法にあるんだっけ、選挙権は成人にって。

　第１５条にあったね、「公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保証する」と。

　だから１８歳で成人としなきゃならなかったんだけど、これ、もっとよく考えた方がよかったんじゃねえか？

　まさか、これでオリンピック出場辞退者が出る羽目になるとは、その当時は誰も思わなかっただろうなあ。

　ちなみに体操協会では２０歳以上であっても飲酒、喫煙を禁止しているそうな。

　まあ、体層にとって良いものではないからな、そこはまあ分からなくもない。

　とはいえ、今のご時世だ、校則の問題と一緒で、異論が出そうな気もするな。

　しかし、現時点ではそういう取り決めがあるのだから、２０歳以上でも認められないってことだし、ましてや１９歳で法に触れているので、まあだめだろうね。

　本人にとってはかなり手厳しいペナルティになってしまったが、ここは大いに反省して欲しいところ。

　未来永劫出場禁止というわけでもないので４年後の奮起を期待したい。