|
カテゴリ:育てる
体操女子のオリンピック代表が出場辞退した件がやたらと荒れとるのはどうしたことだ? 飲酒、喫煙が発覚したので出場を辞退したというものだが、これが厳しすぎるというのだ。 19歳なので、法的にもまだ飲酒、喫煙はだめなのだが、体操協会の規定でも代表選手に選ばれている間は20歳以上になっても飲酒、喫煙はだめだとなっている。 それに反したら、下は注意から上は永久追放まであるという。 オリンピック代表でなおかつチームのキャプテンという立場にあることを考えると、おそらく注意で済ませるわけにはいかなかったんだろうな。 本人と協会で話し合った結果、出場辞退ということになったらしいのだが、これを協会の温情ある措置とは取られなかったようだ。 おそらく、話し合いの中では、注意では済まされないという話になったのではないかな? 時期的に考えても、大会の直前でメダルを狙うのに欠かせない人材となれば、なんとかして出場させたいのは協会側も考えると思う。 言い方は悪いが、飲酒、喫煙ということで、誰かに損害を与えたとか言う話ではないので、適当にごまかして大会に出場させるという選択肢もあったと思う。 が、それでは済まされず、協会としてはおそらく活動停止とか出場停止とか、そういう厳しい処分をしなければならないところまできていたのかもしれない。 もしかしたら永久追放ってのもあったんじゃないかな? そうなると完全に選手生命は断たれるわけで、それを避けるための苦肉の策だったとは言えないだろうか。 もちろん、この内情を協会が言うことはないだろうから、分からないけどね。 厳しい処分ということでなければ、協会も処分に踏み切っていたのではないかと思うのだ。 それを「出場辞退」という形で、今回限りの対応にしようということで落ち着いたのではないかねえ。 これなら、協会としてはなんら処分をしていないので、今後の活動への影響は最小限に抑えられるだろう。 これをなんか選手生命を断たれたかのように騒ぎ立てているわけだが、あんまり騒いでいると協会も正式に処分をせざるをえなくなり、橋本徹も言っていたように他に処分を受けた選手との公平性を考えると、おそらく注意では済まなくなるだろう。 そうなると、かえって本人の今後に大きく影響を与える結果とならないか? 今回はオリンピックということで大きく取り上げられてはいるが、一生に一度の機会と言う話なら他にもある。 高校野球だって実際、出場する選手にとっては一生に一度の機会かもしれないわけだ。 甲子園常連の高校の選手であっても、3年間甲子園のグラウンドに立てる選手がいったいどれだけいる? ほとんどの選手にとっては高校3年間で一度そこに立てるかたてないか。 その機会は高校の3年間しかないわけだ。 で、いざ甲子園に出場となったときに部員が飲酒、喫煙となったら出場辞退だよな。 自分がやってなくても出られなくなるわけだ。 この方が厳しくないか? これで二度と甲子園には出られないわけだ。 他の種目でも同じだよなあ。 インターハイ、インカレ、選手権と大きな大会はあるけど、それに出られるのって本当に一升に一度あるかないかだ。 部員の不祥事で出場辞退になって、厳しすぎるからなんとかせいとみんな言ったか? 高校生はダメで19歳はいいというのはどういう基準なんだろう? 海外ではというが、これは体操協会の規定に反しているということ。 法的な裁きを受けたわけでもなんでもない。 そこを混同しているのでは話にならないな。 なんか交通違反の話まで持ち出して処分が厳しいというのもあったが、協会はまだ処分をしていないのだ。 本人が出場辞退したのであって、協会が出場を取り消したのではない。 そういう風に仕向けたんだというかもしれんが、本人に処分を受けることと、辞退を選択させたということではないかねえ。 で、本人も辞退の方が有利と判断したのではないかな? 事の全容が明らかになっていないのだが、もしかしたら本当に永久追放という判断があったのかもしれないぞ。 それを回避するための辞退だとしたらどうだ? それでも厳しすぎるという話になるのかな? これ以上騒ぐことで、もし協会が正式に処分にふみきらないといけなくなったらどうするんだろうね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月25日 06時04分20秒
コメント(0) | コメントを書く
[育てる] カテゴリの最新記事
|
|