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パリオリンピック柔道男子60kg級の準々決勝の試合。 日本の永山竜樹対スペインのガルリゴスの試合で、ガルリゴスが締め技をかけ、永山が耐えていたところ、審判の「待て」がかかったため、永山が力を抜いたにも関わらず、ガルリゴスが締め続けて永山が失神したため、ガルリゴスの1本勝ちとなったもの。 映像で見ると、確かに審判が「待て」をかけているが、どちらも動かず、少し間があってガルリゴスが離れていっている。 この映像では確かに審判が「待て」をかけていることは分かる。 が、ちょっとそれ以上のことは分からないな。 永山選手からすると、締め技に耐えていて、「待て」がかかったのだから、そこで試合は中断となり力を抜くのは自然なこと。 ガルリゴス選手は「待て」の合図が聞こえなかったから技をかけ続け、結果相手が失神したので離れたということだろう。 永山選手からしたら納得のいかない結果となったかもしれんけど、敢えて苦言を呈するなら、「待て」の合図があっても相手が技をかけ続けている以上、力を抜くべきではなかった。 力を抜いて失神したということは技がしっかりかかっていたということ。 その状態で相手が力を抜かないということは、「待て」の合図が両方に届いていないということを考えないといけない。 そのまま耐えていれば、審判は再度「待て」の合図をかけ、両者に中断を示すだろう。 相手が中断を知って力を抜くまでは継続と考えねばならんということだ。 審判としては動きが止まったので、一旦「待て」の合図をかけたが、永山選手が失神していたため、技が決まったと判断したのではないかと思う。 ルールとしては確かに「待て」の合図がかかれば一旦中断しなければならないので、外野から見ると、「待て」がかかったにも関わらず試合を継続したガルリゴス選手の非があると見るのだろう。 しかし、聞こえていなければ試合は中断していないのであり、技をかけ続けるのは当然のこと。 これは厳しい言い方になるが、永山選手の油断としか言いようがない。 その後のアピールは試合としてはアリかもしれんが、判定が覆らなかった以上、それを受け入れて相手との挨拶はすべきだったと思う。 そしてこれを糧として今後の活躍につなげて欲しいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月28日 06時15分57秒
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