|
カテゴリ:その他
オリンピックが始まって早々だが、柔道は大丈夫か? 永山選手の誤審疑惑については書いたが、女子48kg級でももやもやな判定があったようだ。 準決勝、日本の角田夏実とスウェーデンのタラ バブルファトの対戦。 お互い注意2で突入した延長戦で、タラが攻勢にも関わらず消極的との判定で注意、結果角田が勝ったもの。 映像を見る限り、タラが技をかけていったあとのタイミングだけに、これも謎の判定となってしまった。 もしかしたら、もう少し尺を長くみての判断なのかもしれないが、あのタイミングでの注意は受け入れがたいだろう。 しかも、延長戦で即勝負が決まる状況だ。 これはまあ、審判の質を問うものなのだが、個人的に問題だと考えるのはやはりマスコミの姿勢だ。 永山のときは大騒ぎしておいて、角田のときはなんかスルーみたいな感じになっている。 どちらも審判の質を問う問題であるが、片や日本人選手が負け、片や日本人選手が勝ったもの。 マスコミは日本が勝ったか負けたかでしか考えてないってことだ。 個人的にちょっと気になるのが、女子52kg級の阿部詩選手だ。 2回戦敗退という結果になったが、なんだろう、他に落としで1本負けとなったんだが、その後の行動はどうなの?と。 多くの人にとっては、負けた悔しさで動けない阿部選手になにか思うところもあったのではないかと思うが、私的にはまず、試合を完結させるべきだと。 畳を下りてからなら、泣こうがわめこうが好きにしてくださいってことだ。 というか、まさか自分が負けることはないとか思っていたのなら驕りも甚だしい。 柔道界はすでに日本の優位性などとっくにないわけで、特にヨーロッパの選手は強さが際立ってきている。 ひと昔前は体格を利用してパワー勝負をやっていたので、レスリング柔道なんて言われていたけど、今は技でも際立つものがある。 そして勝ち負けは結果であるということが理解できていないのではないかと思っている。 試合では勝つこともあれば負けることもあると理解していれば、畳の上で泣き崩れるというのはないだろう。 もっとも、柔道はすでにスポーツのカテゴリーになっているので、あまり気にもしていなかったんだが、柔道も勝ってガッツポーズ、ダメなん? みんな普通にやってるからOKなんだと思っていたけど、ニュースの中で「柔道は武道なので勝ってガッツポーズはだめだ」と言ってたんだが... 剣道だと、1本が取り消されたりするので、勝敗に影響するものではあるけど、柔道でガッツポーズして1本を取り消されたとか見たことがないんだが。 まあ、そう考えると、柔道もスポーツとなり、勝敗をゴールとして楽しむものだと言う風になってきているんだろうな。 それが永山の結果につながったと思っているし、角田の判定についてはそれ以前ではあるが... 日本の柔道界はスポーツと武道をいったりきたりの曖昧な感じになっているので、今一度ここいらで考え直した方がいいんじゃないかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月29日 06時01分47秒
コメント(0) | コメントを書く
[その他] カテゴリの最新記事
|
|