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8月9日は長崎に原子爆弾が投下された日。 この日の式典にイスラエルは招待されなかった。 それを受けて、イギリス、アメリカなど、7か国の大使が式典を欠席するということになった。 その理由が「ロシアと同列に扱われる」のが嫌だからだそうだ。 ロシアはウクライナに侵攻しているけど、イスラエルは自衛戦争だと言いたいのだろう。 だけど、私的にはどちらも同じだと思っている。 それは「核兵器廃絶」の立場に立っての話。 ロシアもイスラエルも「核兵器を使用する」と言っているではないか。 そんな輩をなぜ核兵器の被害者追悼の場に呼ばねばならんのだ? ということだが、広島と長崎では判断が分かれた。 多分、どちらも今のイスラエルなど招待したくはなかっただろう。 で、長崎は招待しなかった。 広島は招待した上で、皮肉たっぷりに宣言をした。 イスラエルの大使はさぞ居心地が悪かったことだろう。 それくらいなら招待されなかった方が良かったかもしれないな。 長崎ははなから招待する気などなかったんだろうな。 今の情勢を考えると、これは間違ってはないと思う。 イスラエルは日本とは友好的な国であるが、実はイランも日本とは友好的な国だ。 レバノンは知らんけどな。 日本はなんだかんだ言って、中東の諸国とはそれなりに友好的な立ち位置にあるので、あそこらの国が揉めるとけっこう困るわけ。 今回のイスラエルとイランの対立も、日本的には「ええ加減、どうにかせいよ」と言ったところだろう。 しかし、政治的な対立と違って宗教的な対立だから、簡単に事は収まらないのも承知の上だが、どっかで落としどころを探せと言いたいところではある。 宗教が絡むと絶対的な善悪の話になって、妥協点がないからなあ。 政治的、経済的な対立ならどっかで損得勘定が働くもんだ。 なので、招待したところでゴタゴタに巻き込まれるのは勘弁ってことだよな。 なもんで、「今回はあんたとこもドンパチやっとるからごめんなさい」ってことで招待せずが、まあ正解だったんじゃないの? パレスチナは?と思うかもしれんが、国家としてパレスチナがやっとるわけではない。 ハマスとかヒズボラといった組織とイスラエルがぶつかっとるわけで、イランもまだ国家としてでてこずにフーシ派なんて組織がやっとるわけ。 国家としてやっとるがのイスラエルなもんで、今回は招待しないってことだろう。 いずれにしても「核兵器を使用する」なんて言ってる国が広島、長崎の式典に出席するというのはおかしい話だ。 「核兵器の使用は長崎で最後に」と言ってるところに「核兵器使うぜ」なんて言ってる国が行くなんておかしいだろう? まあ、今回の件でアメリカはじめ7か国は式典の意味を全く理解していないことが分かったのが収穫だな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月10日 05時56分27秒
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