山海屋本舗

やっぱり気候がおかしくなっているよなあ。

　東北に台風が上陸。

　この時期に台風が日本に近づくというのは考えられなかったけどね。

　本来なら太平洋高気圧が張り出していて、南方で発生した台風は沖縄にすら近づくことができず、フィリピン方面へと向かっていくのがこの時期だ。

　なのに、太平洋南方で発生した台風がさ迷うように北上し、関東方面へと向かっていくのだ。

　そもそも気圧配置自体が変わってきているということか。

　しかし、東北地方はつい先日まで梅雨前線が停滞しており、さらに線状降水帯が発生して大水害に見舞われていたところ。

　そこに台風だ。

　これはもう踏んだり蹴ったりというしかない。

　政府ももはや打つ手がないのか、それとも救助を諦めたのか、なにも動きがないように見える。

　まあ、ここ最近はオリンピックばかりで他のニュースが後回しになっており、その中に埋もれてしまっているのかもしれないけどな。

　まだ能登半島の復旧も進んでいないというのに、今度は秋田、山形だ。

　で、今回の台風で宮城か？

　ちょっと気になっているのが、今までの経験上「大地震の後は雨が降る」というのが今回の日向灘地震ではそのようになっていないってことだ。

　阪神のときの東日本のときも雨というか雪が降っていた。

　中越のときもだな。

　なぜか、大地震の後に雨が降る。

　が、日向灘地震では雨が降っていなかったと思う。

　代わりになのか、東北に台風だ。

　もう日本全域で考えた方がいいのかなと。

　そう言えば、台風が次のやつがもう関東を目指して驀進中だ。

　これは今年、災害の当たり年になるのではないかとかなり真面目に心配しているところ。

　これが千年前の日本なら「神が怒っておる」と言われてただろうなあ。