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卓球女子の早田選手が帰国後行ってみたいところで、特攻記念館を上げた。 それを受けて中国の選手がSNSのフォローを外すという行為に出たわけだが、まあ、それはほっとけば、で済む話。 それよりも、なぜ、そこで特攻記念館の話を出した?ってことだ。 本人としては、今現在もウクライナやイスラエルで戦争が起こっており、他の地域でも紛争が絶えない状態の中、オリンピックに出場している選手がいるので、なんか自分は当たり前に卓球をやっているけど、それが当たり前にできる状況がありがたいことなんだってことを確認したいってことなのかもしれない。 それを確認すべく、当時やりたいことでできず、命を失った青年の有り様を見てみたいんだっていうことなんだろう。 気持ちは分かる。 卓球だけじゃない、そもそも普通の暮らしができている日本だが、それは当たり前にできていることではない。 その当たり前のことができなかった時代もあるのだ。 だから、今、改めてそのことを確認するのは悪くない。 しかし、それはあの場で言うことだったのかな?と思わなくもない。 アンパンマンミュージアムだけでよかったやん? そして、日本に帰って、特攻記念館、見に行ったらええやん。 知覧には一度いったことがあるけど、出撃した隊員の名前がずらっと書かれていたのを見て、いろいろと思うところもあった。 戦争はイカンとか、平和が大事とかではなく...彼等は何のために死んで行ったんだろう?とね。 我らが今、権利ばかりを主張し、己の利欲をむさぼり、他を省みずに己が良ければそれでよしという、こんな世界を作るために彼等は死んで行ったのか?と。 なんかね、とても申し訳なくて。 そんなところだったよな、特攻記念館って。 広島の平和公園とはまた違った趣があると思うんだ。 平和公園は原爆の犠牲となった市民の無念がこもった場所。 知覧は意思を持って死地に赴いた若者の記憶。 それを8月15日に考えさせてくれたという点では、発言の意味があったかもしれないな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月16日 05時58分40秒
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