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気象庁が台風発生前の情報を前倒しで発表することを検討しているそうな。 なんでも鉄道が計画的に運休したり、自治体が避難所を開設したりするのに対応するのだとか。 が、前倒しの情報って要る? そもそも台風って、昨日の今日でいきなり現れるものではなかろう。 そりゃあ発生するポイント付近ではそうかもしれんけどさ、沖縄方面だって、台風が発生してから到達するまでに2、3日はかかるわけじゃない? 本州に到達するには1週間くらいは余裕があるわけだ。 そのときの予報円だってかなりアバウトなもんで、今回の台風10号なんか何度進路予報が変わったことか... 当初は関東方面まっしぐらだったものが、だんだんと西に寄ってきて、結局は九州の西から四国南部を抜けていったじゃない? しかも、台風から大きく離れた関東方面で大雨。 こんな状況で、さらに前の情報が要るかね? 自治体の避難所開設だって、そんなに前からするものではないだろうし、JRなんかも台風が発生した瞬間に運休するわけでもあるまい。 台風発生のアナウンスは今のタイミングでも十分すぎるくらい。 そりゃあね、1週間後とかに旅行とか計画がある人は別かもしれんけど、今回みたいに状況がどんどん変わっていったのではなんの参考にもなるまいよ。 そこに神経使うくらいなら、予報円の正確さに神経を使って欲しいものだ。 今回の台風10号で言うと、当初は山口県などかすりもしなかったはずなのに、いつの間にか直撃コースの予報が出ていて、それも週明け火曜日くらいというのがだんだん遅くなって結局通り抜けたのが金曜日の午後。 こんな予報で一体どうしろと? その前の情報など何か意味があるのかい?と。 どうも最近はなんかおかしいよ。 それ要る?っていう情報を垂れ流している割には、欲しい情報が得られないわけだ。 台風発生の情報は今くらいのタイミングで十分。 その後の予報をもっとしっかりやって欲しいものだ。 でないとJRも運休の計画を立てられんし、自治体も避難所を開設できないだろう? 気象庁もこれまで散々叩かれてきたからなあ、気持ちは分からないでもない。 だけど、天気予報の本質を見失ってはいかんと思うんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月05日 05時57分46秒
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