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カテゴリ:その他
昨日、広島県の剣道の大会を見に行った。 久しぶりに場所取り凄まじさを目の当たりにした。 剣道の試合に限らないのかもしれないが、とにかく場所取りが激しいのだ。 出場チームが防具を置いたり座席を確保したりするために会場が開く前からすでに戦いを始めているわけ。 やはりそこでもチームの力関係で出るみたいで、たいていは地元の有力なチームが良い場所を取っている。 で、だいたい常連チームで取る場所が決まっているみたいで、新参者はなかなか場所を確保できないという現状がある。 もちろん、そういうチームも心得ているようで、常連チームが取ってない場所を探し求めていく。 山口県の試合でもまあ、そういうことが起こるわけだが、ここ最近はコロナの関係とかで、あまり争奪戦になるような状況にはなかったので、久しぶりの感覚だ。 これはどうも出場する選手の方も同じような感じみたいだ。 開場すると選手も我先になだれ込んでいく。 アップの場所を取らねばならないからだ。 こちらもなかなか熾烈な争いが繰り広げられる。 が、強いチームはやはり準備も早い。 だいたい会場の上座を強いチームが占めていくわけだが、ここに新参者が入り込む余地はほぼない。 というのも、上座を占めるチームはそれが当たり前のように振る舞ってはいるが、やはり準備が早いのだ。 たまにそこが空いていても、他のチームはなかなかそこにいかない。 なんか暗黙の了解でもあるのかな? で、早くに会場入りしたチームがどんどん練習場所を取って行くわけで、場所がなくなると他のチームはどうするのかというと、黙って見ているわけではない。 当然、自分たちも練習しなきゃならんからな。 で、そうするのかを見ていたら、なんとなく空いている場所に入り込んでいき、徐々に自分たちの空間を広げていくわけだ。 そこでなんとなく、選手同士がぶつかったりするわけだが、その押し合いで徐々に空間が形成されていくようだ。 まあ、そんなこんなで早くから争いが繰り広げられて行くわけだが、試合を見ていると、やはり地域性というのかな?そんなもんがある。 山口県の試合を見慣れていると、広島県の試合はなんというがお下品だ。 まあ、そうでないところもあるけど、おおむねお下品だ。 昔の剣道みたいだと言えばいいのかな? これは地域性というか、そのチームの特性と言った方がいいのかもしれんけど、山口県の雅な剣道とはちょっと感じが違うなあと思ったり。 まあ、かなり荒いよな。 それはそれとして... 試合の前に剣道型の模範演技があったのだが、これには一言モノ申したい。 刀を使ってやるんだが、おまえら、ちゃんと稽古しとけよ。 型がどうこう言う前に、抜刀、納刀がきちんとできてないじゃないか。 演武をした二人はどちらも練士7段と言う。 その演武のできで7段とか言わない方がいいと思うぞ、と言いたくなるくらい、稽古していないのが見えたわけだ。 演武のちょっと前に少しやっときゃいいか、みたいなね。 模範として見せるわけだから、やはり素人に突っ込まれるようなのを見せたらダメだろう。 ぜひとも、次に見る機会があったら、もっといい演武を見せてほしいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月09日 06時01分27秒
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