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カテゴリ:育てる
少子化対策と対をなす問題が女性の社会進出じゃないかと思っている。
というのも、女性の社会進出が少子化の原因の一つだと思うから。 しかし、こんなこと言うと間違いなく炎上案件となってしまうわけだ。 だけどねえ、女性の社会進出を促すことは、女性にかなりの負担を強いているのだということに気が付かねばならないと思うわけだ。 まずは、少子化の原因はというと、単純に子どもを産まないから。 誰が? そう、女性が、だ。 男性ではない。 この事実をみんな見落としているのか、わざと見ていないのか知らんけど、ほぼ完全に無視しているよね。 今現時点において、子どもを産むことができるのは女性のみということだ。 男性にはできないことだ。 女性が子どもを産むことに専念できる環境がなければ、こどもなど産まれようもなかろう。 出産の痛みがどうとか言う問題ではないのだ。 そもそも、子どもを産むための環境が破壊されているから。 少子化対策=子どもを産むに他ならないのだが、これは女性にしかできないこと。 さらに、社会に出よ、会社で出世して管理職になれ、女性も活躍せよと、もう無茶ぶりもいいとこだろう? これこそ男性目線の性差別の極致ではないか? 男性はちょいと頑張って種を提供すればそれで終わりだが、女性はそこから大変な作業が始まるわけだ。 というか、そこから子育てが始まっていると言っても過言ではない。 1年近く自分の体内で子どもを育て、痛みに耐えて出産し、そこで終わりではないのだ。 やはりそこから1、2年はどうやっても女性が子育ての中心となる。 単純に考えても3年は手が離せないわけだ。 男性も子育てを、と言うが、やはり子育てのための能力も女性の方が多く備えているのも事実。 そこを無視して「男性も子育てに参加を」なんて言ったところで何の意味もない。 例えば、会社に勤めている場合、男性は子どもの出産にかかわらず当たり前に勤務を継続できるが、女性はそうはいかない。 男性が育児休暇をとればいいじゃないかというけど、女性が出産して退院したら、すぐに勤務に復帰できるわけでもなかろう。 しばらくは出産で消耗した体を休めなければならない。 じゃあ、そこで男性が家事その他のために休めばいいじゃないかというかもしれんが、その間の生活はどうする? 今の世の中、金がないと生活は成り立たんぞ? そう、ここが一番の問題なんだ。 女性が子育てに専念する環境ができないということ。 そこで、だ。 一つ、具体的な提案をしたい。 出産、子育てをあらゆる企業の業務としてしまうわけだ。 つまり、妊娠、出産で会社を辞める、休むではなくて、それを業務として扱うのだ。 普通に「この仕事をしなさい」と同じレベルで「子育てに専念しなさい」という業務命令を出して、給料も当たり前に支給する。 女性からしたら子育てが仕事となり、給料も当たり前にもらえて、職場復帰も当たり前にできるようになる。 そうすると、育休で休むではないから、その間も職歴は継続する。 今は例えば育休を1年取ったら、職場復帰も休む前の条件でとなるが、これなら1年間仕事をした計算になるので、当然、復帰したときはその間も勤務を続けていたのと同じ条件になる。 これならキャリア形成が遅れることもなく、昇進も可能とならないか? まあ、企業には負担になるかもしれんが、それは少子化対策という国家事業への協力ということでやって欲しいものだな。 それなら、仮に3年間子育てで休んだとしても問題はあるまい。 仕事を離れているじゃないかと言うかもしれんけど、子育て業務に3年間携わったとすればいいじゃないか。 そこに男性も育休を取って子育てに参加すればどうだ? 当然、男性の場合も同じ扱いとしなければな。 それなら、みんな安心して子育てをする環境もできよう。 企業としては、その分を見込んで従業員を確保しなければならないから雇用促進にもなる。 そこに係る負担については国がいくらか助成するしくみがあればいいんじゃないか? 女性が社会に進出し、なおかつ子育てにも邁進できる環境を作る政策としてはこれが一つの回答にならないだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月19日 06時01分00秒
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