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「ルールを守る」
当たり前のことではあるけど、これが選挙公約のトップにくるというのはどうなんだろう? 自民党の選挙リーフレットを見ると石破さんの写真が載っていて、裏には選挙公約だろうと思われるものがいくつか書いてある。 「公約だろうと思われる」と書いたのは、今まで果たされた約束がないからなのだがな。 そのトップに来るのが「ルールを守る」。 いやいや、小学校の教室に掲げられているものではないんだからさ、国政の話だよ? なんでこんなことがトップに来るかなあ。 野党も野党で、口を開けば「政治改革」というけど、それ、選挙の公約の話のトップに来るようではどうにもならんと思うがなあ。 本当に改革したいなら、現職の立候補を全て禁止にするしかあるまい。 ついでに言うなら、ここ10年で国政に出てた人は全て立候補禁止にするしかあるまい。 さらにいうなら、なんらかの企業、宗教団体、その他の団体と関係のある人は立候補禁止にするしかあるまい。 そうなると誰も立候補できなくなるかな? そもそも、立候補するのに300万円の供託金が必要な時点で、貧乏人が立候補するのはまあ不可能だな。 なんか立候補するのに試験を受けて合格した人がという話もあるけど、せめて法律、政治、経済についてある程度の知識は必要だと思うんだよな。 試験とは言わんけど、まず、法律、政治、経済、教育、福祉の5分野について、それぞれ100時間の講習を受けてからでないと立候補できないようにした方がいいんじゃないか? もちろん受講は無料だ。 そして供託金も無料にする。 ただし、一定の得票率以下であれば、5年間の立候補禁止にすればいい。 選挙も街宣はなし、チラシの配布もなし、ポスターは選挙管理委員会が貼る、とすればいい。 で、委員会が討論会の会場を用意して、候補者はそこで政策を訴えたり、討論をする。 テレビ、ラジオでも政策放送を流す。 全て無料だ。 選挙には金がかからないようにして、きちんと基礎知識のある人が立候補できるようにすればいい。 これが政治改革ではないかと思うんだけどな。 そして、議員になったら、その行動は逐一公開される。 どんな議案を提出したか、どんな議案に賛成、反対したか。 国会のホームページなんかで、逐一行動を報告させればいい。 政党はあってもいいけど、党議拘束なんてことは禁止。 議員個人の判断をさせるということだ。 まあ、政治改革と言いながら、与党も野党も自分らに不利になるようなことはしないから、結局何も変わらないということだ。 ルールを守ると言っても、そんなもん議員以前の問題なので話にならない。 そんな党に1票を入れたいと思う人いるということにも驚きを禁じ得ないんだがな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月20日 06時17分38秒
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