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カテゴリ:バイク・車・自転車
青は進め、黄色は注意、赤は止まれ。
私が小学校のころはこのように教わった気がする。 が、実はそうではなかったことが判明。 信号の色の意味については道路交通法施行令で定められており、ここでは自動車について書くが、青は「直進し、左折し、又は右折することができること」、黄色は「停止位置を超えて進行してはならないこと。ただし...」、赤色は「停止位置を超えて進行してはならないこと」とある。 最初のとはずいぶん意味合いが違うな。 青は「進め」ではなく「直進...できる」だ。 黄色、赤色は「進行してはならない」だ。 となると、意味合いとしては「進んでもよい」と「進んではならない」の二択になる。 ただ、黄色と赤色のときには例外が定めてある。 赤色については、すでに交差点内にある右左折車両についてはそのまま右折、左折を継続してよいとなっている。 黄色についてはもう少し例外が多く、「黄色の灯火の信号を表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く」とある。 つまり、「安全に停止できない」場合は通過してもよいとなる。 なんでこんなことを書くのかというと、「黄色信号で停止したときに後続車両に追突され、『なんで止まるのか?』と文句を言われた」という話があって、そこでどちらが悪いという話があったから。 まあよくある話だが、黄色になると加速して通過しようとする車ってけっこうあるじゃない? 前に車がいなきゃ問題ない?んだが、前に車がいた場合はその車が止まるかもしれないってことだ。 そんなときに加速したら当然ぶつかるわな? で、先のどちらが悪いな話で、「前の車両が後方を確認して安全に止まれない場合は通過しなきゃならん」なんてのがあったわけだ。 しかし、黄色は基本「止まれ」で、例外の「安全に止まることができない」とは、ブレーキを掛けたところで、停止線を越えてしまう場合のことだ。 急ブレーキで止まれないなら通過しなさいってことなんだが、後ろの車に配慮せよとは書いてない。 これは道路交通法第26条で、後ろの車両に間隔を保持する義務あり、後ろの車は前の車が急停止しても追突を回避できる車間を保持する義務を課している。 なので、前の車両は後ろに配慮する必要などないってことだ。 答えはその一択なのに、前が悪いとか後ろが悪いとかいう話になり、挙句の果てには「法律上はそうかもしれんが、実際事故になったら...」なんて言い出す始末。 こうなると、最近は免許の更新がどんどん簡略化されてきているけど、更新時に学科の受講を義務付け絵もいいのかもしれんな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月22日 06時03分43秒
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