|
カテゴリ:その他
健康保険証が廃止になるまであと1か月を切ったところ。
いろいろと批判的な記事がネットをにぎわしております。 まあ変化には反発がつきものとはいえ、ここまで否定されるのも、河野元デジタル大臣のごり押しが原因なのは間違いあるまい。 しかし、だ。 未だに健康保険制度がきちんと理解されていないようだ。 そもそも、保険証をマイナカードに統合しようというところまではまあ、そう大きな反対もなかったかと思う。 いやなら使わなきゃよかったんだから。 しかし、政府がマイナ保険証推進のために既存の保険証を廃止すると言い出してからおかしくなった。 それまでは、マイナンバーの批判が多かったのだが、保険証廃止が出てからはんぜか健康保険制度への批判というか、不安を煽るような記事が増えだしたのだ。 まあ、一国民が言うなら仕方ないところもあるだろうよ。 みんながこの制度をきちんと理解しているわけではないからな。 今の国民の大半はもう生まれたときから健康保険制度があって、当たり前の存在になっているし、「国民皆保険」ということで、みんなが健康保険に加入しているからな。 だけど、その制度について、普段は気にもしていないというのが実情ではないかな? しかしマスコミがこれと同列ではいかんだろう。 記事にするなら、せめて制度の基本くらいは確認して記事にしてほしいものだ。 というのも、「マイナ保険証を持ってない人は無保険になる」なんて平気で書くんだもんな。 これ、曲がりなりにも制度のことを勉強したら、理屈の上ではありえないことは分かるはずだ。 確かに、保険証を忘れたりしたら、窓口でかかった費用を全額請求される。 しかし、その領収書を持って、それぞれの保険者に請求したら自己負担分を除いてもらえるわけ。 つまり、立て替え払いになる、と。 「無保険」というのはそもそも保険診療を受けられないことなので、全額請求の金額が違う。 調べてみると、どうも保険診療の2倍くらいになるようだ。 どうだい、全然違うだろう? こんなこと、調べれば分かるはずなのにマスコミは平気で「無保険になる」なんて煽るわけ。 そうでもしないと「マイナ保険証反対」の記事が書けなくなるからな。 国はちゃんと説明してるじゃないか、「マイナ保険証がない人は資格確認書を出します」って。 だったら今の保険証でいいじゃないかと言うけど、「保険証をマイナカードに統合します、できない人は経過措置として資格確認書を出します」となっている。 いずれはみんなマイナ保険証にしますということだ。 そう言うと、「マイナカードは任意だ」と主張するが、それはまた別の話。 任意だから代替手段を提供している。 まあ、いずれマイナカードを原則とするんだろうな。 やり方が気に入らないなら、それを進めてきた自民党を選ぶのをやめたらいい。 野党は「保険証存続」と言ってただろう? それでも自民党を選んだのは国民じゃないか。 もちろん選挙のときは保険証だけが選択理由にはならないが、少なくとも保険証は理由の上位には来なかったということだろう? これが民意なんだから、まあきちんと意思表示しなかったと反省するほかはあるまいな。 だけど、マスコミはいい加減、ウソをぶち上げて不安を煽るような記事を書くのは止めて欲しいぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月08日 06時03分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[その他] カテゴリの最新記事
|
|