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カテゴリ:中国という国
中国銀行のカードが復活し、口座にある金額だけお金が下ろせるようになった。
前のカードでできなかった中国銀行に備え付けの機械で、 電話料金が支払えるようになると同時に、支払いのための行列からも開放されるのである。 めでたしめでたし。 さらには多分このカードを使えば、次回帰国した時に、 郵便局でも、三菱東京UFJでも、三井住友でも ATMで日本円が引き出せるようになる。 ああ、ようやく安堵。 でも、このカードを手にしたときに、とっても気になることに直面した。 前回中国銀行の本店で、暗証番号を入れなおしてもらったカードを、 自動服務ナントカという機械に入れ、反応を確認したら、 なんとこんな表示がでちゃったのである。 「電話料金がまだ支払われていません」。 電話料金を払おうと思っていた矢先に、 目前で磁気テープの部分を切り落とされ、 再発行までの1週間、カード使用不能に陥り、未納の状態にしておいたのだが、 それを機械が画面で私に通知したということだ。 だが。 何で、そんなことを中国銀行が知ってるんだ? そもそも私のこれまでの電話料金は、 中国工商銀行で毎回40分以上の行列を経て支払われていて、 一度も中国銀行で払われたことがない。 さらには、電話代の契約書にも 中国銀行に口座があるなんて書き込んだことがない。 固定電話の番号は、今の部屋に引っ越してからひいていて、 電話の契約書にあるのは携帯の番号くらいのものである。 電話代と中国銀行の口座には直接接点がない、 なのになぜ中国銀行の機械は、私が未納って知っている??? どこかの情報、例えば互いの契約時に使用された氏名が同じ、 またはパスポート番号が同じという細ーい線をたどって それがつながったという可能性はないとは言えない。 だけれど、こんなわれわれ日本人が想像し得ないくらい 銀行と公共機関の相互データのやりとりが広く行われていたとしたら、 便利である半面、やはり不気味である。 監視されてなくったって、監視されてるかのような気分。 いや、簡単に監視できる状態とも言える。 こわひ。 ちなみに、今回から電話料金は中国銀行の料金が支払える機械に委ねてみた。 私の前に待つ人なし。 画面で電話料金の支払いを選択、電話番号を押して、暗証番号を入れるだけ。 ほんの15秒ほどで払い込み完了。 当然、ちゃんと領収書も出る。 40分並んでたあれは一体なんだったんだろう? そして並んだ挙句、銀行のサーバーが止まったあれもなんだったんだろう? それにしても、本当に機械前に行列がない。 なんでみんな、この機械使わないの? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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