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カテゴリ:日記
オリンピックの開会式リハーサルに行った友人たちから、
「涙が出そうになるくらいが感動的だった」と聞いた。 こういう大掛かりな演出は、中国は得意中の得意である。 多分こういうことは中国が世界に誇れる数少ないいい仕事だと思う。 すごく中継が見たい。 が、仕事で見られない確率が高い。 さて、開幕を翌日に控え、日本人の友人たちとバンを借り、 男子サッカーの日本×アメリカを見に行く。 久々の北京脱出。 外は暑いものの車内はエアコンが効いて、まさにピクニック気分である。 こうしてチケット手に会場に向かうと、 ホントにオリンピックが開かれるのだという実感が強くなる。 天津に到着して、時間があったので会場近くの動物園を散策。 ・・・完全にダレてます。やる気皆無。 その後、天津オリンピックセンターへ。 写真じゃわからないが、水に囲まれている。 さすが水の街・天津。 日本人は水を見ると安心する。 かなり厳重と思われていたボディチェックと荷物検査だが、 開会式リハーサルにいった友人からすると 「鳥の巣のほうが厳しい」んだとか。 中国らしいけど、持ち込みの荷物の大きさに明確な基準がなく、 こっちじゃだめだけど、あっちじゃ大丈夫みたいなことも起こる。 金属探知機を通過すると、日本のテレビ局の取材がスタートしている。 友達は今噂のイケメンアナウンサーを見つけ、ちゃっかり記念写真を撮っている。 中は非常に美しい。 着席前にドリンクを引っ掛けていたら、知り合いに会う会う! さすがにこれだけ広いスタジアム、北京の日本人はかなりチケットをゲットした模様。 試合は、承知の通り。 すごく消化不良。 日本のサッカーって、こんなもんじゃないでしょ。 続けて行われるオランダ×ナイジェリアに 後ろ髪引かれながら、会場を後に。 元天津在住Nさんのおなじみの日本料理店で夕食。 そこから北京への帰途に着くのだが。 車の運転手は北京在住。 京都の道を大阪人が知らないように、彼は天津の道がわからない。 店の女の子に北京行き高速の乗り方を教えてもらったらしいが、 外環道を行けども行けどもインターが見えてこない。 天津の外環沿いはさびしい。 目印になるものが一切ない。道路の表示も悪くて、 運転手が右折すべきところに気がつかず通過。 Uターンして戻るにも、Uターンできる場所がはるか前方で時間を食う。 さらにはインターの方向で交通規制があり、 警察がインターチェンジに車を入れさせない。 どうやらオランダかナイジェリアのVIPの北京に戻る車を通過させるためらしい。 運ちゃんは道がわからないし、私たちも天津の地理に詳しくないしで、 どれだけぐるぐる何もない天津の道をさまよったか・・・。 店を出て、1時間経過。 無事インターが開放されて北京行きの高速に乗ったときには拍手が起こったね。 で、この後は噂の北京に入るための高速道路上での検問が待つ。 最初になぜか主線から外れ、わき道に乗って回り道させられるんだけど、 そこで警察が車のナンバーをチェックしたらしい。 さらに北京市街がすぐそこの料金所で乗員の身分証チェック。 けっこうきちんと確認させられると聞いたし、 実際目の前の乗用車がトランクを開けられているのを見て、 身構えたのだけれど。十数人がバンにぎっちり座って、 おまけに「天津でサッカーを見てきた日本人よ! 今日は負けちゃったわ!」と 係員に言ったら、パスポートもチェックしないで通過させられた。 ここもムラがありそうな。 よく見知った北京の光景が見えてくると、すごくほっとした。 こんなに規制が厳しくても、安全が脅かされている噂を聞いても、 ここに住んでいると、この街が寄る辺に見えるんだなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.09 13:02:25
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