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北京五彩繽紛~Colors of Beijing

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2010.03.07
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カテゴリ:日記
「肉食系ですか?」食事と問われて、自分を肉食と思うことはあんまりない。
もうちょいアグレッシブにいけたら、もうちょい違った人生があったかもなあと思う。
一方で、たとえばグループの中に押しの強い人物がいたら、
その人に押しを担当させて、一歩引いたところから全体を俯瞰する
ちょっと大人な部分を自分自身結構気に入っていたりする。

なので、多分「肉食じゃないです」と返事しそうな気がする。

とはいえ、純粋に「草食系ですか?」と問われて、
「はい、草食です」と答えられるほど、穏やかで波風立てない人間でもない。
強いて言うなら「雑食」。時に肉も食べたい。
でも肉を食べたら、しばらく野菜で食べた肉の脂身をデトックスしたい。
ちなみに、私は肉より魚のほうが好きだけど。

余談が長くなった。しょんぼり

主宰Sさんの帰任に伴い、
茶旅読書会ノートがファイナルを迎えることになった。
管理者が変わって、茶旅という文言が抜けるらしい。

毎回、書籍の作者や訳者などを迎えて開催していたこの読書会の
今回のゲストは、下川裕治さん
世界各国を旅する日本のバックパッカーたちにとっては神様的な存在の旅行ライターである。

今回の意見交換のテーマは、「日本から降りない若者たち」

以前から報道にあったけれど、今、日本の若者が海外に行きたがらない。
異文化の土地に行き、未知の体験をすることを心よしとしない傾向が強くなっている。
98年に25万人弱いた海外渡航者は年々減少、
昨年は約8万人減って、17万人程度にまで落ち込んでいる。
そのうち10万人は仕事などで日本と海外を往復する人で、
純粋な旅行者は7万人程度と推測されるとのことである。
特に海外旅行からの遠のく若者の増加が顕著とも。

おまけに、大学が公費留学の学生を募っても定員に満たないばかりか、
事前の視察旅行も定員割れ
中国への視察に関しては、日本人より中国人留学生の参加希望者が多いという
信じられない事態が発生しているという声まで聞かれる。ショック

冒険心や好奇心より、ルーティンをこなすことと
わずかでもリスクを感じることに近寄らないでおきたい保守化傾向が強くなっている。

この辺は、ろば子さんのブログが詳しい。
http://xrover.blog91.fc2.com/blog-entry-131.html

あまりの草食化に学生に「もっと人生を棒に振れ」とメッセージを送っているが、
人生棒に振る意味が理解してもらえるのであろうか?
棒に振るだけの心理的ゆとりが彼らにない。
そういうことなら私なんか、
この年齢にして人生棒に振って、6年経ったことになるるかも。しょんぼり

海外に暮らしているとこういう日本のローテンションな状態というのが理解しづらい。
前のめり気味の人間だらけの社会だと、
ある程度テンション上げてないと巨大なエネルギーの流れに押し流されてしまうから、
自ずとテンション高くならざるを得ないし、テンション高い人しか周りにいない。
かわいいいたいけな羊ちゃんだと、いつ狼に襲われるかわからないのだから、
こっちも多少なりとも肉食化せねばならない。
なんだか日本の中のエネルギーが、取り巻く世界とどんどん離れていっている気がする。

こうなるとそのジリ貧を打開する手段が必要になる。
多分中から自浄作用は働きにくい。違う世界から刺激するもの。
外からの労働力、外からの景気刺激。

・・・となると、やっぱり中国人か?しょんぼり

そうした思考や行動パターンが違う人間が入ってきたときに、
草食化した彼らに変化は起こるのだろうか?
だからこそ今、日本を離れて見る手段が必要なのになあ。

そういえばまだ東京にいた頃、デスクに
「2050年になったら労働力が不足して、おまけに海外の情勢も変わって、
日本の人口の何割かは中国人になっているはずだぞ」と言われ、
頭がくらくらしたのを思い出したなあ。
あのときぼんやり「隣の住人は王さんって世の中になったら・・・
今のうち中国語勉強しておこう」
と思ったなあ。
実はそれが、今私が中国にいるきっかけの一つであったのだけれど。

P・ドラッカーの「ドラッカーの遺産」(講談社)の中の一文、
「日本の若い世代の人たちは、20代から30代前半のうちに、
少なくとも2~3年は日本を離れて、
他国で働く経験を積むことをお勧めしたい
が一瞬思い出された。
兵役がない代わりに、強制的に数年海外暮らし・・・というのは乱暴だけど、
国の将来を考えたらそのぐらいの荒療治が必要なのかも。

なかなか参加できなかったSさんの読書会だけど、
最終回にものすごく考えるチャンスを与えてくれたような気がした。
帰国後は東京でも読書会を開催の予定。
その日に合わせて帰国するのが、今からすごく楽しみになってきた。

日本を降りる若者たち
海外に行ったきり日本に戻らない若者をテーマにした著作。
今回の読書会のテーマとは逆の存在。
下川裕治著「日本を降りる若者たち」(講談社現代新書)


ドラッカーの遺言
“知の巨人”・ドラッカーが死の4ヶ月前のインタビューをまとめた。
ピーター・F・ドラッカー、窪田恭子訳「ドラッカーの遺言」(講談社Biz)







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Last updated  2010.03.13 17:48:16
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