北京五彩繽紛～Colors of Beijing

ソフトボール日本代表の金メダルの朗報を知ったのは、
友人宅のBS１の画面に表示された速報。
残念ながら、彼女の自宅ではBSしか日本の放送が受信できないので、
ハラハラどきどきを体験せず、彼女らの偉業を知ることになった。

女というのは、かっこいい突き抜けた女をやっぱりかっこいいと思う。
その後BSで放送されたわずかな試合のVTRだけ見て、
すっかりわれわれはソフト代表に魅了されてしまった。
特に上野由岐子に。
かっこいすぎる。

すると翌日午前にジャパンハウスにやってくるというではないか！　
これはもう何を置いてもかけつけねばー！！
ということで、その場に居合わせた女性は、
朝10時にジャパンハウスでの再会を約束してその晩は解散。

10時前に着いたら、そこには日本人学校に通う子供たちとお母さんたちの行列が。
しかし、日本人というのは果たして行列か曖昧な状態であっても
行列を作ってしまおうとするものだな。
なんて律儀なんだ。
そして開場と同時に、きちんと行列を守って入場していく。
うーむ、ここは北京だがこの建物内はやっぱし北京じゃないなあ。

通路には、以前書いたソフトボール日本代表の寄せ書きが。



しばらく待つと、お待ちかね、ソフトボール日本代表チーム登場！

みんないい顔してます。
結構普通の女の子なのよね。



上野選手。笑顔がさわやか。




つづいて日本人学校の子供たちがステージに登場。
6月の北京合宿で、日本人学校を訪問した際の映像が流れる。
子供たちがすごくかわいくて、それと遊ぶチームのみなさんもすごく楽しそうなの。

子供たちが選手へのプレゼントとして、
がんばれニッポン！応援公式ソング「笑ってみせてくれ」を歌いだすと、
メンバーの目から次々に涙が。



この光景に、来場に詰め掛けた人たちももらい泣き。
私もすっかり目頭が熱くなった。

最後に斉藤春香監督が挨拶。
監督も涙で思わず言葉が詰まる。
「うれし泣きしたのは初めてです」の言葉に、長い道のりを感じる。

ステージに立っていた時間はほんの15分程度だったけれど、
ただそれだけで感動する不思議な空気がメンバー全員から漂っていた。




がんばれニッポン！公式応援ソング「笑ってみせてくれ」（BAND FOR "SANKA" )