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カテゴリ:季節行事
母が寝たきりになり、私たちと暮らすようになった最初の冬のこと。
クリスマスの朝、枕元にあった袋を見て母が 「 誰が置いて行ったんだろう。。。」 と、しきりに不思議がるので
まるで信じませんでした。
それでも、私に促されて袋を開け 中からお菓子が出てくると、たいそう嬉しそうに 「 これが1番良いのだから、お前に上げる。」 と、その中の1つを私に渡してくれました。
翌年のクリスマスの朝もまた、母の枕元には お菓子のプレゼントが届いていました。 でも、前年と違って、私が起きていってみると 母はもう、袋を開けて食べていました。
母が現役だった頃のイブの夜、私がつるしておいた靴下に お金を入れるしか術がなかった母でしたが 現役を退いてからの15年間は 「 サンタクロース 」 からのプレゼントを たいそう喜んでいました。
どーしてクリスマスにシンデレラなの !?
なんでシンデレラに 白鳥なの!?
なんていう突っ込みは、この際なしで。。。
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