西紅柿 吵 冗談

仕事柄、自分よりも上の年代の方と接することが多く

そんな皆さんを見ていると、新しい事を習得することの

年代による違いがわかる。

昔は　「 四十の手習い 」 なんて言っていたけど

• 四十・五十代 は全く、Nｏ Problem！　＆　没問題！！
  
  
• 六十代 になると、個人による違いが大きくなっていく。
  
  
• 七十代 では、更に個人差が開き、人によっては
  
  覚える量と忘れていく量とが、だんだん拮抗してくる。
  
  
  
• 八十代 ・ ・ ・ 新規にモノを覚えることよりも
  
  それまで蓄積してきたものを無くさないようにする事が、最重要課題。

去年の高齢者向けパソコン講習の際

八十代の、元女性校長が受講された。

背筋をシャンと伸ばし、声も朗々として

さすがに校長先生をされていただけのことがある

と思わせられたが、やはり、他の皆さんに比べて

習得に時間がかかる。

後でこの方に、町の広報誌に載せる感想文を書いていただいたが

少ない文字数で言わんとすることを的確に伝えるため

必要事項を箇条書きにされていた。

今まで多くの方に寄稿を依頼したが

箇条書きにしたのは、この方が初めてだった。

よく、

　新しい事を始めるのに、遅すぎるということはない

　上達しなくても、自分が楽しめればそれでいい

というが、西紅柿からすれば

　新しい事を始めるなら、早いに越したことはない

　上達しなかったら、楽しくない

（ それまでやっていた好きなことを続けているのならいいけど ）

という気がする。

去年ご主人を亡くした中学の同級生は

「 これからは、主人の遺産で生活して、毎日畑仕事をして暮らす 」

そうだけど、平均寿命まで、あと約３０年。

「 ３０年もある  」　と見るか、

「 ３０年しかない」　と思うか。。。

西紅柿は、後者。