西紅柿 吵 冗談

「 ふうちゃん 」 こと、冨永房枝さん のミニコンサートを聞きました。

彼女は、生後半年の時、風邪の高熱が原因で脳性小児まひになり

体幹機能に障害が残りました。

彼女の演奏は２０年ほど前にも聞いたことがあり、今回は２回目です。

その時は、ボランティア・コーディネーターの男性にリードされて

足でキーボードを操る姿が、あまりに一生懸命で

痛々しくさえ感じられました。

あれからあちこちで公演を重ねて、彼女も場慣れしたのか

この日は一人でステージに立ち、キーボード演奏と

自作の詩の朗読の間のトークにも、ユーモアを交え

エンターテイナーとしての風格が備わっていました。

障　害　予　報

一年前　障害者でした

今日　障害者でした

明日　たぶん　障害者でしょう

 

雨の日もありました

そんな日は　つらかった

 

曇の日もあるでしょう

 

人生という空の下で

心の天気が変わっても

晴の日を信じて

 

ひとを愛し　自分を愛し

ちょっと変わった身体だけど

この身体　まるごと愛して

 

障害予報　雨のち晴れに・・・・・・

なると　いいね

 

昨日　障害者でした

今日　障害者でした

明日　たぶん　障害者でしょう

冨永房枝さんの詩集　”女の子”のとき　より

障害を持ちながら、色々なことにチャレンジするバイタリティーと

とびきりの笑顔に、元気を分けてもらった

師走の１日でした。

　※ 以上、写真はすべて西紅柿