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2013.08.21
テーマ：暮らしを楽しむ(387588)
カテゴリ：季節行事
うちの配偶者、なぜか花火大会が好き。
こちらで８月１５日に行われる、湖の中から打ち上げる花火大会は 全国的にもちょっと有名。
子供のころは、それこそ、足元が水に濡れるくらいの場所から見たけど 今や、そんな場所はン万円もするらしい。
ここ１０年ほどは、お盆は名古屋に帰省しているので行っていなかったが 今年はあまりの暑さに帰省を取りやめ、花火見物に行った。
２時半ごろ家を出て、茅野市に車を置き ここから上諏訪行きの電車に乗る。
駅に向かう途中、パラパラと降りだしてきて 構内に入った途端に、どしゃ降りになった。 上諏訪方面はもっとひどかったらしく 茅野駅のホームで１時間半ほど足止め。
それでも、花火開始の７時には何とか会場に着き オープニングのスターマインが始まった途端 また雷雨。
慌てて持参のポンチョを羽織ったけど 雨脚は強いし、煙で花火は見えないしで とても花火見物の状態じゃない。
で、見切りをつけ、「 帰ろう 」 ということになり また、上諏訪駅に向かって歩き出した。
途中、あまりのひどさに よそのお宅のガレージが開いたままになっていたので、飛び込んだ。
「 夕立なら、１時間もすれば止むだろう 」。 と、凍らせて持ってきたペットボトルのお茶を飲みながら 一休みしていると、次々に他の人たちも雨をよけて入ってきた。
そばにいた地元のジ様が言うには このところ１０日以上も雨が降らず、この日はむやみに暑かったらしい。
その間にも、すぐ近くに落雷したような音が数回聞こえ そのたびにキャーという声が雨の中に響く。
少し雨脚が弱くなってきたので、道路に出ると 側溝から水があふれ出していて くるぶしまで泥水につかって歩いた。
すでに花火大会は中止になっていて、上諏訪駅前の道路は 会場から出てきた人たちでいっぱいになり、身動きできない状態。
ポンチョなんか着ていても、横殴りの雨と風で 濡れていないのは、わずかにお腹だけ。
このまま雨に濡れて立っていても仕方ないので また、雨宿りできそうな場所を見つけて避難した。
駅から聞こえてくるアナウンスは
ということばかり。
じっとしていると、濡れた衣服が風にあおられて ガタガタするくらい寒い。
いつになったら電車が動くのかもわからず また、動いたところで、すぐに乗れるわけでもないので このまま待っているより、茅野まで歩いて行こう、ということにした。
すでに雨は上がっていて、他の人たちも同じことを考えているようで 上諏訪駅から茅野駅に向かう道路の７キロを、みんなで行進した。
歩くこと１時間４０分、やっと茅野駅に着いたが 電車はまだ来ていなかった。
ここで一休みしてから、また駐車場へ１５分ほど歩く。
駐車場を出て、最初に見つけたコンビニに入り おにぎりとサンドイッチ、カレーヌードルを買って その場で食べた。
あのカレーヌードルの味は最高だった。
家に帰ったら、真夜中の２時だった。
来年は ・ ・ ・ 有料席を買うぞ！
翌日の新聞によれば この花火大会始まって以来、６５回目にして初めて中止になり ６５００人ほどが帰れず、避難所で一夜を明かしたのだそうだ。
気象予報士も
って、それを予報するのが、アンタラのシゴトでしょうが。。。
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