西紅柿 吵 冗談

お盆明けの最初の土曜日、中国語教室がありました。

この日、中級クラスの参加者は、西紅柿と

海南島でマンゴー園を経営していたS氏の２人だけ。

S氏は、アチラでの生活も長く

「 オレの中国語は完璧だ!」

と思っていて、ある時、所要で北京へ行ったら

「 お前のは、中国語じゃない!! 」

と言われ、愕然としたそうな。

（ご存じの通り、中国語は多方言言語です ）

で、マンゴー園を人手に渡して帰国した今

改めて 「 普通話 」 を習おうと思ったのだとか。

このところ、中級クラスでは 「 聴力 」 を養うために 

ネイティブの先生が、アチラの小学校１～２年生の 「 優秀作文 」 を読み

それを生徒が書き取る、という練習をしています。

前回は

「 アタシのお父さんは、空軍のパイロットです。

 背が高くて、顔に髭があって、チクチクします。」

みたいな内容でした。

全文が和訳されると、例によってW氏のウンチク講座が始まります。

W氏　「 空軍のパイロットは、急上昇や急降下によって

血圧の変動が大きくなるため

あまり背の高い人はなれない。

また、ヘルメットを被るので、髭は生やせない。

云々、云々。。。」

先生　「 すごいですねぇ。Wさん、博学ですね～。」

（ あのねぇ、、、今はそういう話の場じゃないでしょうが。。。）

ことほど左様に、W氏が在席されると、話があらぬ方向に飛んでいくが

不在の時は、超スムーズに授業が進んでいく。

この日の作文は、日常会話が多かったこともあり

西紅柿は４～５か所の同音異義語を間違えただけで

４００字ほどの内容を、ほぼ全文ホワイトボードに書き写すことができた。

先　生　「 西紅柿さんすごい進歩ですね！　

どうやって勉強していますか？」

西紅柿 「 ラジオで放送された内容を録音して

それをパソコンに取り込んで

音だけを聴きながら書き取っています。」

先　生　「 これなら、検定試験は２級から受けても大丈夫ですよ。」

（ もう　２回も落ち　ました、とは、言えません。。。）