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テーマ:暮らしを楽しむ(387505)
カテゴリ:生活(食)
このところ、家を空けている日が多かった。 そんな折、帰宅すると玄関ノブに袋がぶら下がっていた。 講習中はマナーモードにしていた携帯を開くと ご近所さんからメールが入っていて
袋を開けると、真っ赤なフジに交じって 黄色地に、ほんのり、はにかんだように赤味をさした 大きなリンゴが一つ。
このご近所さんの実家はリンゴ農園をされているので うちでは毎年、産地直送で贈答用を送ったり 自家用リンゴを届けていただいている。
その後も、2人そろって1日家に居る日がなく 数日後にやっと、この「ぐんま名月」なるリンゴをいただいてみた。
包丁を入れて、まず、ん !? リンゴなんだから、当たり前と言えば当たり前だけど こんなにフルーティーな香りは初めて。
実はしっかりと締まっていて、半分に割ると 半透明の蜜の部分が、中心部だけでなく 皮の内側にまで、円周状に散らばっている。
配偶者のいる仕事場に持っていき、一切れ頬張って 噛んだとたん、果汁が口の中いっぱいに飛び散る。
とにかく甘い。
でも、ねっとりするような甘さでなく、爽やかな甘さ。 そして、スイカの食感にも似たシャキシャキの歯ごたえ。
その場でググってみると、「ぐんま名月」は、かなりの希少品種で リンゴ全体の0.2%程度しか栽培されておらず(平成21年統計) しかもその8割は群馬県が産地。 それもそのはず、群馬県農業総合試験場で 「あかぎ」に「ふじ」を交配して作られたものだそうで 糖度は15度程度、香り良く、ジューシーなのが特徴。
いや~、びっくりしました。 何を隠そう(何も隠してないけど) 西紅柿は果物の中で、リンゴが一番好き。
子どものころ、実家のすぐそばにリンゴ園があって お婆ちゃんが農園の手伝いに行くのに一緒について行っては 木に登って、一番おいしそうなのを(こっそり)いただいていた。 だから、リンゴにはちょっとウルサイ。
たとえ新しい品種が出てきても よそから「美味しい」と言っていただいても ましてスーパーで売っているものなどは、比較の対象にもならず とにかくこの、ご近所さんのご実家のリンゴよりおいしいものには 未だかつて出会っていない。
が、この「ぐんま名月」は、ヤバイ・・・ ・・・いや、おいしい。。。
感激しまくりでご近所さんにメールを入れたら 名前は「ぐんま」だけど、ご近所さんの実家の農園で 試験的に栽培しているとのこと。
そう聞いて 「ぜひ欲しい!」と無理を言ったら 7個もいただいちゃいました!
来年には本格生産できるとのことなので 今から来年のリンゴが楽しみ~。
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