|
カテゴリ:友人
今月は目いっぱい予定が詰まっているので 先週、ちょっと早目だけど 講習の帰りに美容院へ行った。
平日の夕方とあって、お客さんは西紅柿の前に1人いたが すぐに終わって、その後はずっと西紅柿だけ。
そのせいもあってか、店長のお喋りのテンションは かなり高め。
店長のお宅では最近、新しくオーブントースターを買ったそうで (ちょっとイイヤツで1万円くらい、なのだとか) それに付随してきたレシピ本を見ながら 休みの日にはあれこれ作って楽しんでいるという。
で、自分が料理に興味を持ち始めたものだから 店のお客さんにも、料理の話題を振っている。
店 長「元ス子さんは、料理もよく知っていて いろいろ教えてくれますよ」 西紅柿「そうなんですか」 (あんた、元ス子の料理を食べた事あるんかい!?)
店 長「元ス子さんのきんぴらごぼうは すごく評判が良いそうですね」 西紅柿「はあ」 (亡くなったご主人は、仕事帰りにスーパーで 安くなったお惣菜を買っていたけど)
店 長「元ス子さんはきんぴらに おしょうゆと砂糖で味付けするそうですよ」 西紅柿「は。。。」(それが普通だと思うけど)
店 長「元ス子さんがきんぴらを作ると 子どもたちは大喜びで、すぐに無くなるんですって」 西紅柿「は・・・あ」 (子どもは自分で買えないからね)
西紅柿が知る限り、昔から元ス子の料理は 桁外れに薄味だった。
その上、彼女は鼻があまり良くないので 食べ物が悪くなっていても気が付かない。 (昔、彼女の家で、カビの生えた煮豆を出され 西紅柿は一粒食べてすぐに気が付いたけど 彼女は平気でパクパク食べていた)
だからご主人は、食中毒で救急車で運ばれたこともある。 (母親と子どもたちは、ご主人と違うものを食べていたらしい)
それにしても、家族以外の他人が食べて こぞって褒めるならともかく 子どもに言われたくらいのことを わざわざ家の外で自慢する!?
しかも「子どもたち」は2人とも、とっくに成人して それぞれ独立して生活している。
元ス子は、そんな「昔、むかし・・・」の話しか 話題がないのか。。。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|