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2016.02.21
カテゴリ：時事
毎年、この時季になると 空から落ちてくるものが 雪から雨に変わる・・・ということで 今年は１９日が雨水。
１８年前の雨水の日は、朝から雲りで お昼頃からポツポツし始め やがて午後には本降りとなった。
病院の休憩所では、テレビが華々しく 長野オリンピックの様子を伝えているのを どこか遠い所別世界のことのように聞いていた。
その夜、病院の裏口から母を乗せ 土砂降りの中を帰宅した。
去年の２月末には お義母さんが旅立った。
連絡を受けて郊外の斎事場施設に駆け付けた時は もう夜の１０時を過ぎていて 車から降りると、湿った空気に交じって 暗闇の中から梅の花の匂いがしていた。
翌朝は雨だった。
窓の下に広がる梅園では、白梅が散りかけていた。
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