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カテゴリ:パソコン・仕事
日曜日の湯の丸山登山の足の痛みはやっぱり火曜日がピークで、朝、2階の寝室から降りるときは、まさに「キョーフのかいだん」状態だった。
でも、この日は今回のExcel講座の最終日。 朝はガクガクしていた足も、1日中7cmヒールを穿いて動き回っていたら、夕方にはすっかり治っていた。
ところで今回の講座の初日、講習を始めて30分ほどした頃、30代くらいの女性が困ったように言った。
ということにして、困ったな、と思いながらも取り敢えず講習を進めていった。
更にしばらくして、全員に簡単な例題を入力してもらっていると、その女性が手を挙げた。
どうやらこの女性、普段は仕事をしているけど、偶々仕事が切れた時に目にした広報誌の「パソコン講座」という文字だけを見て申し込んだらしい。
さすがに、まいったなぁ・・・という気がしたけど 西紅柿「せっかく申し込んだんだから、どうにもならなくなるまで続けてみてください」 と言っておいた。
彼女、ローマ字そのものはわかるとのことだったので、休憩時間に補足しながら最終課題の家計簿までたどりついた。 文字入力はどうしても時間がかかるので、項目名の部分だけはひな型を渡しておき、計算式などは他の受講者と一緒に作っていって、結局、全5回コースの最終回まで何とか終わることができた。
この方、次の仕事を探すに当たって、出来るだけ条件の良い仕事をしようと、スキルアップのために今回の講座を受けたのだという。 こういった目的で町の講座を受講する同年代の女性は結構多い。 彼女たちはハローワークに行って、職員にパソコンが使えるかを訊かれたとき、少しでも返事に躊躇すると落とされてしまうという。
だから、今回の女性には
と伝えると
と言いながらも、すごくうれしそうだった。
そもそも、イマドキ普通の会社では、パソコンでする仕事はすでに原型ができていて、一般の職員はそこにデータを入れるだけ、という場合が多い。 つまり、会社が求めているのは「パソコンのプロ」ではなくて「オペレーター」。 そのことが分かっていないハローワークの職員のために、彼女たちのチャンスが削がれるのはかわいそうだ。
がんばれ、若い母ちゃんたち! 加油,年轻妈妈!
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